アイキャッチ画像は卓のスクリーンショットです。
それぞれ自作、またはフリー素材であるぎゅうにゅう様の立ち絵をお借りして使用しています。
■登場人物
※ブリンガー×シースであり、CP表記ではありません
歌仙兼定×和泉守兼定 (エクリプスペア) キャラシ
へし切長谷部×宗三左文字 キャラシ
鶯丸×大包平 キャラシ
太鼓鐘貞宗×燭台切光忠 キャラシ
監督:銀剣のステラナイツ
刀剣卓「男士の絆」 2卓目 第1回
監督:はじめていきたいと思います、よろしくおねがいします!
監督:異端の騎士が現れる。
監督:心と願いをゆがませた、星喰いの騎士が現れる。
監督:此度の決闘、願いの決闘場に咲き乱れるは、
監督:赤のバラ、黒のヒガンバナ、紫のオダマキ
監督:そして舞台の中央に咲くは一輪の歪な、紫のアネモネ
監督:
監督:銀剣のステラナイツ ~男士の絆~
監督:
監督:願いあるならば剣をとれ
監督:二人の願い、勝利を以て証明せよ
■オープニング
監督:とある冬の夜のある日だった
監督:いつもは何もない、無でただただ静かな願いの決闘場にちりばめられるは36の髑髏と折れた刀が一振り
監督:その中の中央に、輝くように咲き誇る…たった一輪の紫のアネモネ
監督:いつもは何もない、無でただただ静かな願いの決闘場に咲き乱れるは気高き花々
監督:その中央に、歪に折れ咲くは一輪の紫のアネモネ
歌仙兼定:「………そうか、此度の戦は、僕一人に課せられた使命なんだね」
監督:静かに笑みを浮かべて呟いた様子に、皆は息をのむだろう。
監督:此度の戦いは、仲間を討たねばならないのだとわかってしまうのだから。
監督:だが、いつものような穏やかな笑みを浮かべる男に何を言えようか。
監督:きっと、何も言えはしない。
監督:彼がこの本丸をまとめる近侍である事は変わりないのだ。
監督:ブリンガーの皆さんは、歌仙と共にフラワーガーデンを確認した、そういう場面です
監督:ブリンガー3名様、登場どうぞ
歌仙兼定:「おや、どうかしたのかい?皆、鳩が豆鉄砲くらったような顔をしているよ」
太鼓鐘貞宗:「……何、言ってんだ」歌仙の様子に戸惑いの表情で
へし切長谷部:「歌仙、貴様…」
歌仙兼定:「…?なにか僕はおかしなことを言ったかい?」 不思議そうに首を傾げる。何か、どこかおかしくなったようには見えない。
鶯丸:「…ふむ、まるで想念、執着の墓場だな。自身を歪めてけっして届きはしない星に手を伸ばしたのか。懸命とは言えないな」
歌仙兼定:「何を言っているのか理解できないよ。執着はまぁ…認めないではないけれど」 少しだけ悲しい顔をして、決闘場を見つめる。
鶯丸:「わからんのならいいさ。だが、このままではいつか身を滅ぼすのだろうな、お前は。…それを止めるのが俺たちの仕事、というわけか」
へし切長谷部:「これが主に最初に選ばれた刀の末路とはな…うつけめ」
歌仙兼定:「失礼な事を言わないでくれるかな、僕はちゃんと責務は果たしているだろう? けれど…滅ぼす、か。そうはならないように努めたいところだね…」
歌仙兼定:「ほら、君達が不穏な事ばかり言うから、太鼓鐘が怯えてるじゃないか」
歌仙兼定:「大丈夫かい? さ、ずっとここに居ては体も冷える。そろそろ戻ろうか」 そういって太鼓鐘の頭をそっと撫でた。
太鼓鐘貞宗:「……歌仙…」と撫でられるままに下をむく
歌仙兼定:「ふふ、大丈夫さ。僕は一人じゃない、ちゃんと相棒がいるからね。さぁ、行こう」 不安になっていると思ったのか、そのまま太鼓鐘の手を取って本丸へと歩き始める
歌仙兼定:「ほら、君達も。とにかく戻ろう、主も報告を待っていると思うよ」 振り返って、長谷部と鶯丸へと声をかけた。
鶯丸:「……」すぅっと目を細めて、それから無言で着いていこう。ここで抵抗する理由もないからな
へし切長谷部:「…確かにここにいても時間の無駄だな。貴様の処分は主がお決めになさることだ」
太鼓鐘貞宗:手をとられ歩き出すその時にポツリと、「…絶対に二振りとも…俺たちが止めるから」そう、反対側の手を強く握りしめながら
歌仙兼定:「本当におかしなことを言うね。僕は別に規律に何も反してはないよ」 つん、としつつも歩みは止めない。
監督:
監督:そうして、君達は本丸へ戻る。
監督:歌仙が報告をする間、君達は審神者の前で三者三様の表情をもって、審神者に無言で何かを訴えるだろう。
監督:審神者も馬鹿でも愚かでもない。
監督:痛々しい表情のまま、歌仙が帰るまで見届けると…3人に告げるだろう。
監督:「歌仙と和泉守の事を、よろしく頼むと」
監督:シーンカット
■第1章
シーン1:歌仙兼定&和泉守兼定
監督:というわけで不穏なOPでしたね!
監督:ここから、第1章へとはいります!
監督:ブーケもここから受け付けますよ!
監督:最初の登場は、エクリプスペア
監督:歌仙と和泉守です
歌仙兼定:了解、まぁなんとかしよう
和泉守兼定:おう、やるとするか!
歌仙兼定:ふふ、頼むよ相棒
歌仙兼定:シーン表はこちらで振るよ
歌仙兼定:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(3[3]) → 内番。畑仕事だ、今日も野菜が語り掛けてくるぞぅ
歌仙兼定:………(とても、嫌
和泉守兼定:畑か…
歌仙兼定:まぁ、仕方ないね。これでいこうか
和泉守兼定:まあ、やることはやるぜ
監督:時間は30分です。アラームをつけますのでなったら〆に向かうようよろしくお願いします
歌仙兼定:「…こんなものは、僕の仕事ではないな」
歌仙兼定:収穫した作物を籠に集めながら、白い息を大きく吐いた。
和泉守兼定:「俺たちにやらすことじゃねーよな。」
和泉守兼定:そう答えつつ隣で手は動かす。
和泉守兼定:「やることはやるけどな…」そう言いつつも手は遅いかもしれない
歌仙兼定:「あぁ、絶対的に向いてない」
歌仙兼定:外にさらした手が冷たくて、かじかむ手を両手でさすった。
歌仙兼定:だけど暖をとれるほど温まるわけでもなく、手は紅いままだ。
歌仙兼定:「…君は寒くはないかい?和泉の」
歌仙兼定:長い髪は首を冷やさなさそうでいいなぁ、と思いながら頭一つ分目線の高い和泉守の顔を見上げた。
和泉守兼定:「ああ…」手をさする様子を見て「手も冷えてきたし、そろそろ休憩するか?」
和泉守兼定:自分はそこまで寒くはないがその寒そうな様子にそう返す
和泉守兼定:それに、どうせもうほとんど終わっただろ、と
歌仙兼定:「いいのかい? あぁ、でもそうだね…もう大分野菜も採れたし…これを厨に運んで一休みとしよう」
歌仙兼定:作業を始めてからもう大分時間も経った。
歌仙兼定:厨にいるであろう光忠もきっと、この野菜を待っているはずだった。
歌仙兼定:「ううん、子供は風の子とやらかな。 元気なのは羨ましいね」
歌仙兼定:然程辛くもなさそうな様子を見て、くすくすと笑みを浮かべる。
歌仙兼定:あぁそういえば、前もこんな時間を過ごした気がする…
歌仙兼定:そう思うと、はたと口元に手を当てた。
和泉守兼定:「よーし、休憩だ休憩!」
和泉守兼定:そう言って使っていた道具を持ち片付けようと背を向けた。
和泉守兼定:しかし歌仙のその言葉にからかわれたような気持ちになり
和泉守兼定:「誰が子供だ。之定が寒さに弱いだけだろ……」
和泉守兼定:「……」
和泉守兼定:またその顔だ。
和泉守兼定:なんでそんな顔をするんだ。
和泉守兼定:「……之定」
歌仙兼定:「ふふ、じゃあ道具は和泉のに任せよう。僕はこれを光忠の所に届けるよ」
歌仙兼定:野菜の入った籠を両手で持って立ち上がる。
歌仙兼定:少し拗ねたような声に、おや、と言葉をもらすと困ったように肩をすくめた。
歌仙兼定:「はいはい、僕がおじいさんなのが悪かったね」
歌仙兼定:そう言いながらも、本当は分かっている。
歌仙兼定:和泉守が言いたいのは、そういう事ではないと。
歌仙兼定:「さ、早く片づけて…お茶でもいただこう」
和泉守兼定:「…おう、先に中入ってろよ。ちゃちゃーと片付けてくるからよ」
和泉守兼定:道具を全て持ち返事を返す。
和泉守兼定:「って、別にそこまでは言ってねぇって」
和泉守兼定:…そうやっていつも子供扱いにはぐらかしだ
和泉守兼定:「…そうだな、そうしよう」
和泉守兼定:聞けねー俺もいつも通りなんだろうな
歌仙兼定:「あぁ、わかった。君好みのお茶のつまみでも用意しておこう」
歌仙兼定:ふふ、と笑って頷いて。
歌仙兼定:自分もまたすべての野菜をその身で抱える。
歌仙兼定:重いがまぁ、僕も非力なわけではないから大丈夫だ。
歌仙兼定:「甘い物、あま…?えっと、塩辛い物、甘い…」
歌仙兼定:もの言いたげな和泉守を見送りながら、呪紋のようにぽつり、ぽつりと呟く。
歌仙兼定:厨までこれを続けていたならきっと、光忠は何を言っているのかと驚くだろうか。
歌仙兼定:そうして冬のひと時を、同じ炬燵を囲んで茶を飲んで過ごすのだ。
歌仙兼定:それはおいしいごはん、ではないけれど。
歌仙兼定:それもまた何かの心の1ページになっていくのだろうと、そう冬の空に語り掛けた。
歌仙兼定:〆!
監督:はい、おつかれさまでした!
監督:次は長谷部君と宗三さんですね!
監督:監督はブーケ数えてくるので、シーン表でも振ってネタを考えていてくださーい
ブーケ:1110個(どよめきが起きる)
シーン2:へし切長谷部&宗三左文字
へし切長谷部:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(3[3]) → 内番。畑仕事だ、今日も野菜が語り掛けてくるぞぅ
監督:畑仕事再び。
監督:別の出も良いけどどうします?
監督:もう一度振っても良いし、これでいってもいいですよ
へし切長谷部:貴様はどっちが良いんだ
宗三左文字:勝手に振ればいいんじゃないですか?貴方がブリンガーなんですから
へし切長谷部:…もう一度振らせていただく。
監督:どうぞ!
へし切長谷部:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(1[1]) → 美味しいご飯。 大賑わいの広間で食べる料理は格別だ
監督:美味しいごはんだった。
監督:(ちょっと笑った
監督:では、どうぞ!
へし切長谷部:昼飯の時間だ。いくぞ
宗三左文字:貴方に命令されなくても行きますよ、まったく
へし切長谷部:午前中の内番や軍議などを終え昼を知らせる鐘が鳴る。
へし切長谷部:ヤツがついてくるのが当然のようにスタスタと食堂へ向かう。
へし切長谷部:「昼餉の後は軍議が入っている。貴様の予定はなんだ?」
宗三左文字:「今日は午後から買い出しを頼まれているので、小夜と一緒に行く予定です」
宗三左文字:少し後ろを歩いていた僕に当然のごとく聞いてくるコイツに、ちょっとばかし腹がたちますが、…まああいいでしょう
宗三左文字:「それよりも貴方…また軍議、そしてそれが終わったら事務仕事もするのでしょう?まったく、どれだけ仕事が好きなんだか。僕には貴方が飼い主に尾を振る飼い犬に見えますよ」
宗三左文字:いつものごとく、馬車馬のように働くコイツは…まったく、どれだけ働けば気が済むのでしょうね…?
へし切長谷部:「小夜か…ふん、それなら良い…か。下町では最近、誰かれ構わず声をかける下種が多いと聞く」
へし切長谷部:買い出しに行く刀がヤツの身内でほっとする。
へし切長谷部:絶対に本刃には言ってやらないが
へし切長谷部:「まぁ、貴様に声をかけるやつもいないだろうが…小夜は見た目が小さいからな。目を離すなよ」
へし切長谷部:「主命があるのは良いことだ。貴様もせいぜい主のために働け」
宗三左文字:「当たり前です。僕はお小夜の兄ですからね。弟を守るのは当然です。…でも、僕も天下人が欲した刀。貴方の仕事に侵された脳みそで描いた推測が外れて、よその者に茶の誘いを受けてしまうかもしれませんよ…?」
宗三左文字:ちょっと癇に障ったので意趣返しを含みながら
宗三左文字:「主命、主命、と…貴方に主命の点滴が必要になる日も近そうですねぇ」
宗三左文字:「ま、僕も刀剣男士ですからね。それなりには働きますよ」
へし切長谷部:「なっ!!!そ、それは貴様があの男の刀だったときの話だろう!!」
へし切長谷部:ヤツの歴代の主を思い出し、焦る。
へし切長谷部:俺はただの刀だ。それも主の元に顕現された刀。
へし切長谷部:どうしたってヤツの主を超えられるはずがない。
へし切長谷部:『天下人』というキーワードを出されてしまえば焦らずにはいられない。
へし切長谷部:しかし、自分の気持ちをヤツに見せたくないのも事実。
へし切長谷部:努めて冷静に。なんでもないように。
へし切長谷部:こほんと咳払いを一つたて、ヤツを煽りかえすとしよう…。
へし切長谷部:「天下人?貴様はいったい何時の話をしているんだ。貴様は刀ではなく、刀剣男士」
へし切長谷部:「主により顕現された刀剣男士の宗三左文字だろう」
へし切長谷部:「主命、結構。主命が点滴となって俺の血となり、肉となる。そしてこの本丸をさらに強固にしていける。全く結構なことだ」
宗三左文字:「物が語る故、物語。僕の来歴がこうあるのならば、はてさてどうなるのか…」
宗三左文字:この目の前の男の、隠しているようで僕には隠せていない動揺を読み取ってクスリと笑っていたのですが
宗三左文字:「…確かに、今の主により顕現され僕も色々とかわっていきましたが、…!」
宗三左文字:このままでは墓穴を掘る、よりにもよってコイツの目の前でそんな痴態はさらせませんね
宗三左文字:「は、早くしないと貴方の分の昼餉も食べてしまいますからね!僕は先に行きます!長谷部のばか!主命点滴中毒者!!」
宗三左文字:そそくさと逃げ出しましょう
宗三左文字:…あ、名前、つい呼んでしまいました
へし切長谷部:「っ!貴様!まてっ!!!」
へし切長谷部:逃げたヤツを追って慌てて食堂へ向かう
監督:〆
ブーケ:1354個 (宇宙顔になる監督)
監督:みんなよくかっとばしてますね、すでにブーケの数は潤沢だ!
シーン3:鶯丸&大包平
監督:おつかれさまでした!
監督:次はー
監督:鶯丸と大包平です、鶯丸さんシーン表でも振りつつご準備をー
鶯丸:拝命した
鶯丸:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(2[2]) → 内番。馬当番…あっこら髪を食べるな!
大包平:さて、俺の出番か
鶯丸:ああ、今日の大包平はどんなものか、楽しみだな
大包平:馬当番だろう?
大包平:馬はいいものだぞ!
鶯丸:そうだ。…大包平、馬がどんなものを食べれるか、興味はないか?いいものを見せてやろう
大包平:ほう、それは楽しみだな。なら鶯丸頼むぞ
鶯丸:ああ、頼まれた
鶯丸:今日は馬当番。顕現したての大包平はまだ知らぬことが多い。だから、馬のエサについて教えてやろうと思う
鶯丸:「いつも馬にはニンジンや穀をやっているんだが…こいつも生き物だ。おそらくもっとたくさんの物を食べられるだろう」
鶯丸:「そこで、だ。」
鶯丸:おもむろにおにぎりを取り出す
鶯丸:「今日はこれをやってみようと思う。いつも世話になっている馬と同じものを食べられれば、お前も嬉しいだろう?」
鶯丸:絶対成功する、と確信した目で大包平を見つめよう
大包平:馬。馬はいいものだ。
大包平:戦時にも役立てば、こうして心を癒す存在でもある。
大包平:すり寄ってくる馬の頬を撫でてやりながら、落ちている藁をかき集める。
大包平:そうこうしてると、鶯丸が何やら、いつもと違う餌を準備している。
大包平:「おそらく。もっとか」
大包平:確かに、沢山食べれば馬も強くなろう。
大包平:こくりと頷いて、取り出すものは何かと見つめた。
大包平:「………」
大包平:おにぎりである。
大包平:まごうことなく、握り飯である。人間の。
大包平:「……それは、塩がついてはいないか?」
大包平:確かにそれは美味いけれども。と、少しばかりごくり、と喉を鳴らした、不安で。
鶯丸:「知らん。燭台切が作っていっるのを拝借してきたからな。でもまあ、俺の手に渡ったということは俺の握り飯だろう?問題ない」
鶯丸:何が問題ないのか、は特に考えてないがな。塩も多分入ってないんじゃないか?知らんが
鶯丸:「まあそう不安がるな。もし塩がついていたとして死にはしないだろう。…そら、食え。…馬でも俺の握り飯は美味いか、そうか」
鶯丸:馬の口におにぎりを入れ、馬が吟味しているのを心持にこやかに見守ろう
大包平:「それは…今日の昼餉なのではないか?」
大包平:いいのだろうか、今頃燭台切が厨で叫んではないだろうか。
大包平:これは、そこそこの量がある。
大包平:どうしたものかと目線を彷徨わせる。
大包平:そうだ、馬は語り掛ければ答えてくれるのではなかったか。
大包平:馬に聞いてみればいいのだ、そう決めて隣に立つ馬を真剣な瞳で見つめた。
大包平:「お前は、にぎりめしを食ってみるか?」
大包平:馬は何も語らない。
大包平:少しばかり不安になっていると、隣の馬の口におにぎりをつっこむ鶯丸の姿が見えた。
大包平:「入れた、だと!!!!!!」
大包平:大きな声に馬も驚いてしまったかもしれない。
鶯丸:「ん?ああそうだったかも知れないな。細かいことは気にするな」
鶯丸:「…まあ大丈夫だろう。厨にたくさんあったからな。もし問題あっても俺の夕餉が減るだけだ」
鶯丸:一応、細かいところを気にする大包平にふぉろーをいれてやろう
鶯丸:…ふふ、馬と見つめ合ったかと思ったら突然話しかけるなんてなあ。これだから大包平は面白い。大包平のおかげで、俺も世を面白み始めてきたくらいだ。こんなやつ、後にも先にも出ては来ないのだろうなあ
鶯丸:ひとしきり笑った後に、観察日記に書きこんでから
鶯丸:「大包平。お前はまだわからんかもしれんが……馬は、しゃべらんぞ」
鶯丸:現実を教えてやろう
鶯丸:そうしておにぎりを噛む馬を観察していると……
鶯丸:「……馬に、ぺっ、とされた。」
鶯丸:ああ、美味しく食ってくれなかったのは残念だが、これも余興にはなっただろう。大包平がどんな顔をしているのか確認しよう
大包平:「気にするだろう、俺たちの食う分が減るのだぞ。そもそもそれはお前ひとり分の握り飯ではないだろう」
大包平:皿ごと持ってきただろう握り飯を見て、昼餉と夕餉がとても不安になった。
大包平:「って、それどころではないな?!」
大包平:俺の声に驚いて暴れ出した馬に自分も慌ててしまい、どうどうと首を撫でてやるのに終始する。
大包平:鶯丸がいつもの日記に何か書いているが、それどころではない。
大包平:「何!馬は語り掛ければ答えると聞いたぞ!俺の心がわかるのだと!」
大包平:おにぎりを吐き出した馬を含め、馬小屋の中の他の馬までざわめき出してちょっと涙目になった。
鶯丸:「はは、そうかもしれんが…その時はその時だ。なんとかなると思うぞ。ならなくても、まあ、俺は食にも特に娯楽性は感じていないからな、何も問題ない」
鶯丸:大包平の声は今日もでかい。馬もそれがわかっているんだろう。いいはしゃぎっぷりだ
鶯丸:これも書いておこう。[大包平、大声で馬をも揺さぶる]…こんなところか?
鶯丸:「どうだろうなあ。お前がそう思うならそうなのかもしれないな。俺の説を乗り越えたたくば一層馬と交流すれば証明できるんじゃないか?」
鶯丸:その方が俺も楽しい。大包平も信念に燃えられる。うぃんうぃんの関係、というやつだ
鶯丸:……なんだ、笑わなかったのか
鶯丸:大包平が笑うのを期待していたのだが……まあいい、涙目な大包平も俺を満たしてくれる
鶯丸:だが、悲しい気持ちのままにしてはいけないのだろう?ふぉろーしなくては
鶯丸:「…すまない。ふざけが過ぎた。だから落ち着け」
鶯丸:泣く子は撫でると聞いたのでな。頭を撫でてやろう。背伸びが必要なのがしゃくだがな
大包平:「問題はあるだろう!食物から俺たちは主の霊力を補給するのだぞ、あぁもう落ち着け!」
大包平:馬を撫でつけながら大声出しているのだから、どれほど意味を成しているのかもわからないが、必死であった。
大包平:「それに、美味い物は美味いと楽しむのが人の身、営みという物だろう!おい、鶯丸笑ってないで手伝ってくれ!!!」
大包平:もう、ちょっと、自分だけではどうにもできそうもないと流石にわかってきた。
大包平:馬とは交流したいけれど!
大包平:したいのだが!!!
大包平:だけど今は、逆立ちしても無理である。
大包平:馬が怒ってる事くらいは流石にわかる。
大包平:右往左往していると、ようやく動いてくれた鶯丸にほっとして、いくらか落ち着きを取り戻しながら、馬をなだめる事に努めた。
鶯丸:「それもそうか。しょうがないな、手伝ってやろう」
鶯丸:どう、どう。馬の扱いはまあなんとなくわかる。こうしてればそのうち鎮まるだろう
鶯丸:「大包平、お前うるさいぞ、これでは馬も落ち着かん」
鶯丸:…大包平が静かになれば、の話だが
鶯丸:…まあ、今日も大包平は面白かった。章の幕閉じはこの一言で十分じゃあないだろうか
監督:〆
鶯丸:〆!!
監督:おつかれさまでしたー!
ブーケ:1937
大爆笑である。
シーン4:太鼓鐘貞宗&燭台切光忠
監督:最後の貞ちゃんみっちゃん準備どうぞー!
太鼓鐘貞宗:やっと出番だな!派手に決めるぜ!
燭台切光忠:貞ちゃん、かっこよく行こう!
太鼓鐘貞宗:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(4[4]) → 内番。手合わせ、二人っきりだけどこの時ばかりは真剣だ
監督:…よ、よし!手合わせだ!!!!!
監督:手合わせ最中やる?終わってからにする?
俳優1:手合わせ最中の描写できる気がしないです!!
監督:うっす!じゃあおわったあたりからですね!
太鼓鐘貞宗:…みっちゃんとの激しい本気の手合わせが終わって俺は息も絶え絶え
太鼓鐘貞宗:「ぜぇぜぇ…みっちゃんが、本気出すと面倒臭いんだよ」
太鼓鐘貞宗:そう言って勢いよく床に寝転ぶ
太鼓鐘貞宗:冬だというのに汗が張り付いて気持ちが悪い
燭台切光忠:「ふふっ…顕現順では僕の方が先だからね。まだまだ先輩風を吹かせてもらおうかな?」
燭台切光忠:大丈夫?って言いながら貞ちゃんに清潔なタオルを渡すよ
太鼓鐘貞宗:「そうだけどさー」口を尖らせるも渡されたタオルには素直に「ありがとう」と返す
太鼓鐘貞宗:タオルで汗を拭いていく、そうすしていると熱も下がり少し肌寒くなってくる
太鼓鐘貞宗:戻ってこたつにでも入りたいぐらいだけど。まだ話がある
太鼓鐘貞宗:「まだ時間あるよな…あのさ、みっちゃん」
太鼓鐘貞宗:そう切り出した
燭台切光忠:「ん?なんだい?貞ちゃん」
燭台切光忠:貞ちゃんの神妙な顔にただ事ではないと感じ、腰をかがめ身長を合わせる。
燭台切光忠:けれども子供扱いせずに、対等に感じてもらえるように。
太鼓鐘貞宗:合わせられたその視線にこちらも、とその目を向け
太鼓鐘貞宗:「今回のステラバトル…」
太鼓鐘貞宗:あの時の決闘場の様子を思い出す。歪に咲く一輪のアネモネ、ちりばめられた髑髏
太鼓鐘貞宗:笑みを浮かべる様が恐ろしく、同時にどこかもの悲しく感じた
太鼓鐘貞宗:「なんであの二振りなんだろうな…」
太鼓鐘貞宗:「歌仙は昔っからいる古参なんだろ?和泉守だってそうじゃないのかい」
太鼓鐘貞宗:「それなのにエクリプスになるなんて」
燭台切光忠:「…貞ちゃんは優しいね。そしてそれを背負ってしまおうとする。君はそんなに抱えなくていいんだ
燭台切光忠:君は君のやりたいようにすれば良い。
燭台切光忠:僕は主くんの刀でもあるけれど、それと同時に貞ちゃんの為にいるといっても過言ではないよ。
燭台切光忠:貞ちゃんはいつだって僕に…僕たちに光を見せてくれた。明るくしてくれた。
燭台切光忠:これまでも…これからだって。僕は貞ちゃんを信じる。
燭台切光忠:きっと大丈夫だよ」
燭台切光忠:過去の話を出され、時折目線をそらしながらも貞ちゃんには貞ちゃんの思うように動いてほしい。
燭台切光忠:その言葉がきちんと伝わるように目に力を込めながら伝える。
太鼓鐘貞宗:「ありがとう。俺もみっちゃんのこと信じてるぜ」
太鼓鐘貞宗:なんとなく疑問には答えてくれないだろうなとは思っていた
太鼓鐘貞宗:でも俺のことを思ってなんだろうってわかっているから無理に聞かない
太鼓鐘貞宗:なんであの二振りなのかはわからないけどみっちゃんが大丈夫っていうなら大丈夫なんだろう
太鼓鐘貞宗:「でも、背負うとかそんなんじゃないぜ。俺は今が、この時が好きなんだ」
太鼓鐘貞宗:「みっちゃんと再会できて、伽羅とも鶴さんとも会えたし、ド派手に戦場で暴れることもできる」
太鼓鐘貞宗:「ただ、こんな時が続いて欲しいってだけなんだ」
燭台切光忠:「うん、そうだね。今がとても楽しい。僕もそれを願うばかりだ」
燭台切光忠:「昔はいろんなことがあって、離れ離れになってしまったり、政治に使われたりもしたけれど、それがあって、今があるんだ。
燭台切光忠:君の隣にいるのは僕だ。そして君の隣に立っても恥ずかしくないようにしていくよ。
燭台切光忠:だから君は君の思うように動いてほしいな。僕もできるかぎりフォローしよう。
燭台切光忠:君より先に顕現して、厨もまかされているぐらいだしね!」
太鼓鐘貞宗:「…そのためにも歌仙たちの目を覚まさせてやらないとな!で、俺たちが一番をもらって願いを叶えよう」
太鼓鐘貞宗:よっしゃーと立ち上がり「でも、出陣頑張ってみっちゃんと並ぶくらい強くなってやるからな!」と大きく宣言
太鼓鐘貞宗:そろそろ戻ろうと帰る間際に
太鼓鐘貞宗:「話せてスッキリしたぜ…ありがとな、みっちゃん大好きだぜ」
太鼓鐘貞宗:そう告げるのだった
太鼓鐘貞宗:〆で!!
監督:〆!
監督:では、今日はここまでですね!
監督:ぶーけかうんとしてきます!
ブーケ:1655個
監督:全てのペアが余裕で1000超えてるなぁ(第1章で
監督:(最早使い放題のブーケである
監督:では、次回はまた明日、第2章を22時よりここでやっていきます
監督:今日はおつかれさまでしたー!!