監督:よし、では見学席へのアナウンスも終わったので
監督:はじめていきたいと思います。
監督:
銀剣のステラナイツ 刀剣乱舞なりきり卓
―男士の絆―
1卓目、第2回
監督:宜しくお願いします!
監督:
監督:では、第1章の4ペア目といきましょうか
監督:髭切、膝丸ペア、準備をお願いします
シーン 髭切×膝丸
髭切:はーい
膝丸:よろしく頼む
髭切:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(12[12]) → 2人で過ごす縁側で。ゆっくり話をしよう、お茶でも飲みながら。
監督:縁側でお茶を二人でのシーン
膝丸:ほのぼのだな
監督:ほのぼの
髭切:どうかな~。それじゃあ。よいしょー。
髭切:「僕はね、生きているの、気に入ってるんだ」
髭切:季節外れの桃を縁側で齧りつつ、お茶を持ってきた弟を見遣る。
髭切:「こうして何やら蓮?栽培?(ハウス栽培)で、たまに主が果物をくれるしね」
髭切:背中からは火鉢はちかちか音と香りをたたて部屋を照らしていて、部屋の中から障子を開けて上半身だけ出すという、なんとも出不精な姿のままだがこれがまあ温かい。
髭切:果汁に濡れた指先で、そういえばと畳んである服のから光るものを取り出した。
髭切:「これを見えごらんよ弟丸。僕たちの【花】だよ。青い薔薇。鰤と鰆(ブリザードフラワー)で、冷たくないけど凍っているから、腐らないんだそうだよ」
髭切:面白いねえと。
髭切:縁側から見える陽の光に透かして、くるくると銀粉を撒かれた花をまわした。
髭切:同じ血の通う生き物ですら、剥製にしてしまうその狂おしいまでの愛情。
髭切:ただの花ですらこのように、この世の全てを救い止めようとするその愛おしくも愚かしさは、人に言う恋煩いに似ていて。
髭切:「戦えるのもおもしろいよ。愛し合うのだって…、とても心地いい。永遠とか刹那とか、どうだっていいじゃないか、ねえ、ちゃー丸」
髭切:誰に向かって言い放った言葉でも無し、何とはなしに弟に話しかける。
髭切:ただつるりと食べていた桃を落として、ころころとふとんの上を転がって弟の方に行ってしまった。
髭切:「ありゃりゃ」
膝丸:「間違ってはいないんだが、俺は弟丸ではなく膝丸だ、兄者…」
膝丸:「火鉢が暖かいとはいえ、その恰好では風邪をひいてしまうぞ?」と声をかけるが兄者の興味の対象はコロコロと変わるようで
膝丸:取り出した俺たち兄弟を表す青い薔薇に向かった。
膝丸:戦えることがおもしろい、愛し合うことが心地いいと呟く兄
膝丸:それに俺が今何を返してやれるのだろう
膝丸:転がる桃をひょいとすくい上げ、
膝丸:「そんな恰好で食べていては源氏の重宝としての名が泣いてしまうぞ。あと俺は膝丸だ」
膝丸:と、新しいものを兄者に手渡す
髭切:「縁側はちょっと寒いけど、布団をこうしてかぶれば温かいさ」
髭切:弟が何やら言う横で、よいせと寝転んでいた布団を、縁側の上まで引っ張り上げる。
髭切:なんとなくこうしていると、あの少し前まで、写しがなんとかと言いながら、布を被っていた人物を思い出した。
髭切:ある日突然、きらきらになって帰ってきたと思ったのに。
髭切:鏡合わせの呪にでも、襲われてしまったんだろうね。
髭切:似ている者たちは、気を付けなくてはいけないのに。
髭切:唐突に、布団の間で狭まった視界の外からそっと桃が差し出されて、何も考えずそれにかぶりつく。
髭切:「そうそう、桃丸、あの花の戦が始まるそうだよ。楽しみだね」
膝丸:ほのかに色づき、熟れた桃から滴る雫
膝丸:そしてそれをぺろりと満足そうに平らげる兄
膝丸:「あ、兄者…行儀が悪いぞ!//あと俺は桃丸ではなく膝丸だ」
膝丸:不意に見せるその妖艶な表情に弟とはいえ少しドキリとしてしまう
髭切:何を慌てているのか。面白くてとてもいじらしい。
髭切:「なぁに? お前はかわいいねぇ」
髭切:甘い味でいっぱいになりながら、さっきまで考えていたことも放りだす。
髭切:まあ、なんとかなるよ。
髭切:失うものはとうに無くした。
髭切:傷つくものはとうに壊れた。
髭切:ここはもう、我らの最後の形見の地となるところだ。
髭切:ゆっくりのんびり、やっていこう。
髭切:……主のために、まあちょっとだけ頑張ってあげたりもしながら。
髭切:「さあさ、一緒にこっちへおいで、おとうと」
髭切:大事なものははなさないように。
髭切:〆
監督:シーンカット
監督:ありがとうございました!
監督:これにて第1章が終わります
ブーケの数:638
監督:第1章
国広&長義:377
鶴丸&一期:501
薬研&長谷部:566
髭切&膝丸:638
監督:となります
監督:エクリプス組は最初だったから、様子見の控え目具合はあったかもしれない。みんないっぱいでうれしいぞ!
■第2章
監督:では、第二章へと入っていきます
監督:第二章は第1章の翌日であり、告知の翌々日となります。
監督:シーン表は使わずに描きたい場合は振らなくても構いません
監督:と、いうわけで、まずは国広&長義組からいきましょーう!
シーン 山姥切り国広(極)×山姥切長義
山姥切国広:わかった
山姥切長義:さて、出番かな
山姥切国広:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(2[2]) → 内番。馬当番…あっこら髪を食べるな!
山姥切国広:流石に変えていいか?(同じ
山姥切長義:またか……
山姥切長義:構わないよ
監督:あっはい、どうぞ
山姥切国広:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(4[4]) → 内番。手合わせ、二人っきりだけどこの時ばかりは真剣だ
山姥切国広:ほう、いいな。本歌手合わせだ
山姥切長義:本物の太刀筋を教えてあげよう、偽物くん
山姥切国広:はは、期待に添えれるように尽くそう。
山姥切国広:ガンッ、カーン
山姥切国広:木製の刀と刀がぶつかる音がする。
山姥切国広:間合いを取り、生まれる一瞬の隙を狙って刀を振るう。
山姥切国広:いつだって手合わせは真剣勝負だ。
山姥切国広:目の前の相手に対し、手を抜くという事は決して許されない。
山姥切国広:それは、目の前の相手と初めて手合わせした時から言われ続けていたことだ。
山姥切国広:最初は、その錬度の差から圧倒的な力の差で勝っていたものの、今では一進一退。自分だけが勝ち続けるという事はない。
山姥切国広:「そこだ…!」
山姥切国広:静かな青い瞳の奥に燃える何かを感じながら、俺は自身の刀を目の前の本歌に向けて振り下ろした。
山姥切長義:翠眼が気迫を宿して自身を見つめる。
山姥切長義:顕現当初は(認めたくはないが)押されていた手合わせも、いつしかこうやって競り合うのが常になっていた。
山姥切長義:刀としての”伯仲”をその身でも表すような一進一退の攻防。
山姥切長義:一瞬の力の緩みを察し、迫りくる気迫の籠った一閃。それをギリギリで弾く。
山姥切長義:とはいえ、体制の崩れたこの身は既に長くはないだろう。……だからこそ、
山姥切長義:「——ッ、はっ!」
山姥切長義:自身の気迫、或いは彼に対する言葉にできない感情をその刃に乗せ、——その喉に力一杯切っ先を向けた。
山姥切国広:決まったかと思った。
山姥切国広:だが流石は本歌、山姥切。
山姥切国広:ただでは終わらないのが、己が最も敬愛すべき唯一。
山姥切国広:崩れた体勢からもなお諦めない切っ先に気付くと一歩、後ろへ後退し寸で避けに徹する。
山姥切国広:崩れた体制は直ぐには治らない。
山姥切国広:長義の身体に覆いかぶさるような形をとりながら、俺は、大きな音を立てて木刀を首の横に突き立てた。
山姥切国広:「はぁ…は…っ、ここらで、やめておこう。あくまでも訓練だ」
山姥切国広:お互いの息が整うのを待ち、立ち上がると、その手を本歌へ差し出した。
山姥切長義:息を乱しつつ、片肘をついて自身に覆いかぶさる偽物くんを間近で見つめる。
山姥切長義:自身の突きを後退していなすした些細な動きからも、この本丸で過ごした年月が透けて見えるようで。
山姥切長義:せめてこの刀の前ではいつもの自分を取り繕ってやろう。そう誓って上がる息を深呼吸で整えつつ、その手を取った。
山姥切長義:「有意義な時間を過ごさせてもらったよ」
山姥切長義:持てる者こそ与えなければ。……ならば、乞われたのならばそれに応えるまで。自身の逸話に関する所以外は寛大さを見せるのも本歌の務めだろう。
山姥切国広:訓練は実戦さながらだ。
山姥切国広:そこには、自身の体力・霊力を多く消費する。
山姥切国広:己もそうではあるのだが、普段から兄弟と山に篭ったりするため体力には自信があった。
山姥切国広:だが、長義は違う。
山姥切国広:顕現された時からみつかっていた不具合。
山姥切国広:彼は、最初は政府で顕現されていたためか今の主の霊力との相性が合わない部分がある。
山姥切国広:手を取って立ち上がった長義の顔をじぃっと見つめ、その機微を窺う。
山姥切国広:「大丈夫そうか?」
山姥切国広:主語はないが、まぁ、長義であればなんの事であるかはきっとわかるだろう。
山姥切長義:顔を顰め、その視線から体を背けようとする。
山姥切長義:しかし、戦場の高揚が抜けた体は自身の消耗を如実に表していた。
山姥切長義:低く、そう返す。が、きっと気付かれているのだろう。
山姥切長義:目の前の彼の手に体を徐々に預けるように立っていることを。
山姥切国広:「やっぱり、消耗してるんじゃないか」
山姥切国広:掴んでもらえた手は離さない。
山姥切国広:こうして触れているだけでも違う。
山姥切国広:本歌と写し…そういう関係であるからこそ、二人の霊力の形は非常によく似ていた。
山姥切国広:だから審神者から十分な量を得られない霊力を、彼はこうして己から得ているのだ。
山姥切国広:ゆっくりと、己の方にかかる体の重みをしかと受け止めると、ふ…っと笑みを浮かべた。
山姥切国広:「欲しいなら欲しいと言えば良い」
山姥切長義:その言葉に舌打ちを隠せない。
山姥切長義:これはこういう所があるのは知っていたが、悪趣味にもほどがあるだろう。だが、
山姥切長義:……必要としているのは俺の方なのだから、と息を詰め、その言葉を吐き出した。
山姥切長義:「……お前を寄越せ、偽物くん」
山姥切国広:似ている2人だが、反対で、対なる2人。
山姥切国広:己は自身を隠すのは苦手だが、彼はつついてつついて、限界になるまでそれを隠してしまう悪癖がある。
山姥切国広:だけど、こうなってからは少しだけ譲歩する姿勢を見せてくれるようになった綺麗な本歌に、己は満足げな笑みで頷いた。
山姥切国広:「アンタがそういうなら、いくらでも」
山姥切国広:誰も居ない道場の片隅で、二つの影が一つとなり。静かに手合わせの幕は閉じた。
山姥切国広:
山姥切国広:〆
監督:はいおつかれさまでした!
監督:霊力供給ネタ、設定に使ったからにはやらなくては、ですね
監督:次は、鶴丸・一期組です
監督:カウントの間に準備をどうぞー!
ブーケの数 3474 (見学席で驚愕の声が上がる)
シーン 鶴丸×一期一振
鶴丸国永:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(10[10]) → 非番。今日はお互い何もすることが無い。今日は何して過ごそうか。
俳優1:また同じ?!
俳優1:振り直してもいいですかね……
監督:いいですよ!
鶴丸国永:TVS 多分許されるだろう(雑)
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(9[9]) → お仕事。料理当番、あぁ燭台切や歌仙みたいに料理が上手ければもっと良いんだけれど
監督:許された
俳優1:許された おっとお料理か
鶴丸国永:ステラバトル前とはいっても、本丸のすべきことは変わらない。
鶴丸国永:とはいえ、戦闘前にお互い理解を深めるのは大切だ……そういった主の方針から、この本丸ではステラバトル前は原則同じ内番(或いは出陣)を振り分けることとなっている。
鶴丸国永:と、いうわけで俺は一期と同じ料理当番に入ったわけだが。
鶴丸国永:「一期、この”白いカレー”とやらを作ってみないか?!本丸の皆の驚きの表情が目に浮かぶようだぜ!」
鶴丸国永:……どうせなら、普段は和食やテンプレ—トな洋食を作る厨連中の眼を盗んで驚きを仕掛けたいところだよなぁ?
一期一振:主の方針とはいえ、いざ厨房に立ってみても困惑しかない。
一期一振:渡されたエプロンをつけつつ、いつもは歌仙殿や燭台切殿が使っている道具を、さてと眺める。
一期一振:頭のなかで、ひとつひとつの名前を確認しながら、材料はと冷蔵庫に向かおうとしたところで、やたら意気揚々と楽し気な声が高らかに宣言をした。
一期一振:「白い…カレーでございますか」
一期一振:ぴんとこないそれを想像して、首をかしげる。
一期一振:「その、鶴丸殿は、料理の経験がお有りで?」
一期一振:もちろん手伝いは常日頃から心がけているが、いきなり一から作るなどは、簡単な握り飯でもない限り、まだ
一期一振:経験がない。
一期一振:鼻歌でも歌いそうに軽々と包丁をまわす鶴丸殿に、一縷の期待を抱いた。
鶴丸国永:目の前の彼の返答にそういえば、と思い至る。
鶴丸国永:自身の顕現した時も中々のものだったが、いつの間にやら大所帯になってた本丸だ。
鶴丸国永:手伝いはともかく、気にしなければこうやって自身が主軸となって料理する機会もないのだろう。
鶴丸国永:「ま、多少はな!人の身で経験できることは、やっておかないと損だろう?」
鶴丸国永:「……一番の理由としては、くいっぱぐれた時厨を漁ってたら光坊に見つかったから、なんだがな」
鶴丸国永:過去の少々恥ずかしい体験も付け加えて。とはいえ、師匠にあの刀剣の名前を出したら真面目な彼だからこそ納得するだろう。
一期一振:『多少』という鶴丸殿の言い方に多少の引っ掛かりを覚えた。
一期一振:ちゃんと火を通し、味を見れば大丈夫のはずだ。
一期一振:よし、と小さく気合を入れた。
一期一振:それにしても鶴丸殿は本当に、何にでも首を突っ込んでおられるのだなと、むしろ関心さえしてしまう。
一期一振:きっとどこにいても、誰といても楽しく過ごしているのだろう。
一期一振:自由な人だ。…勝手な方だ。
一期一振:同時に湧き上がる感情に、曖昧な笑みを浮かべる。
一期一振:「それでは、鶴丸殿、とりあえずは材料を刻んでゆきましょう。…本を見ながら」
鶴丸国永:何にでも首を突っ込む、というのは逆に言えばどことも目立って親しくはないと同義なのに目の前の彼は気付いているのだろうか。
鶴丸国永:わざとそれを悟られないように振る舞ってはいるが、時折伊達で一緒にいた連中の物言いたげな視線を感じることもある。
鶴丸国永:今こうして一期と肩を並べているのも誤算といえば誤算だ、が。悪くはない気分だ。
鶴丸国永:横の刀が浮かべる微笑みを盗み見て、目元を綻ばし口を開いた。
鶴丸国永:「さて、仕込みと行こうか!一期」 「っと、君の怪我なんて悪い驚きは勘弁してくれよ?」
鶴丸国永:どこか手付きに危うげなものを感じる隣の刀に気を配りながら。
一期一振:「大丈夫です。大丈夫…はい。」
一期一振:何度か本を確認しながら、大きさを見てそっと包丁を入れてゆく。
一期一振:「…鶴丸殿、その、火を、熾していただけますか。私は今、手が離せない…もので」
一期一振:少し言いよどんでしまったけれど、きっと深くは追及されないだろう。
一期一振:なるべく顔を上げずに、手元に集中するふりをした。
鶴丸国永:隣の刀の妙な様子に少し目を眇めるも、追及することはなく。
鶴丸国永:「ああ、任せておけ!君はそちらに集中していてくれ」
鶴丸国永:全ては彼の危うげな手付きのせいだ、と思い込むことにした。
鶴丸国永:彼に今尋ねたいと思うこの気持ちが好奇心なら、彼の疵を見たくないと目を逸らしてしまうこの気持ちは何なのだろう。
鶴丸国永:喉元まで出た言葉を飲み下し、いつものような笑みを繕って。
鶴丸国永:俺達は並んで暫しの平和を享受するのだった。
鶴丸国永:
鶴丸国永:〆
監督:おつかれさまでした!
監督:料理シーンかわいいにすぎた
監督:もどかしい距離感が本当に良いですねこのお二人は!
監督:次は、薬研、長谷部コンビです準備をどうぞ!(私はカウントしてくる
ブーケの数:1446
シーン 薬研藤四郎×へし切長谷部
薬研藤四郎:はいよー
薬研藤四郎:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(6[6]) → 遠征。おにぎり片手に近場に遠征だ、何かお土産はあるかな?
薬研藤四郎:外ばっか出てんな???
へし切長谷部:本丸に居る時間がないな、まぁいい。主命だ
薬研藤四郎:素材集めにでも勤しむか
へし切長谷部:そうだな。必要なものは色々ある
へし切長谷部:仕事はきっちり果たすとしよう
薬研藤四郎:ステラバトル前だが資材集めも大事な任務の一つだ。
薬研藤四郎:刀である俺たちの手入れにもかかわってくるからな
薬研藤四郎:とはいえ、今回はそう本丸から遠くない。
薬研藤四郎:気分は遠征というよりは遠足だな…?
薬研藤四郎:冬とはいえ今日は日もあり暖かくすら感じる。
薬研藤四郎:「ん~~~、ちぃっと一休みしねぇか?」
薬研藤四郎:主の為にとコツコツ仕事をこなしている真面目なアイツに声をかける
へし切長谷部:「ふむ、これは良質な玉鋼だな」
へし切長谷部:刀剣の主な材料となるものをしっかりと見定め、荷物にまとめる。
へし切長谷部:目利きはそう得意な方ではないが、薬研がついているからあまり心配はしていない。
へし切長谷部:一応確認をと、傍にいるはずの薬研の方を見ると何か明後日の方を見ていた。
へし切長谷部:「薬研……気が抜けているな?」
へし切長谷部:一休み、と言葉が聞こえればそういえばもう、この遠征を始めてから何刻も時間が過ぎているのに気づいた。
へし切長谷部:「………休憩か」
へし切長谷部:言われて見れば己の身体にも少し、疲労がたまっているのを感じて息をつく。
へし切長谷部:「そうだな、少し休むか」
へし切長谷部:重ねて小さく息をついて頷くと、つられた様に空を見上げた。
薬研藤四郎:放っておくといつまでもいつまでも仕事を続けてそうだしな、実際そうするだろう。
薬研藤四郎:今までの経験からそれはわかっている。
薬研藤四郎:そこでちょっとした悪戯心がわく
薬研藤四郎:「おい、長谷部…」とにんまりと顔を向ける
へし切長谷部:「…なんだ?」
へし切長谷部:共に休憩できそうな木陰に移動して、名を呼ばれて見れば満面のにやけ顔。
へし切長谷部:………これはいけない。
へし切長谷部:人の形をとった能が、これは乗ってはいけない物だと察している。
へし切長谷部:だが。
へし切長谷部:隣に立つ相棒のこの顔に一度も勝てたことが無いのもまた事実であり。
へし切長谷部:眉間にしわを一層寄せながら、まな板の上に乗せられた鯉のように彼の反応を待つのだった。
薬研藤四郎:振り向くであろう彼の口にポイっと小さな物体を放り込む
薬研藤四郎:それはかなりの刺激を彼の口内にもたらすだろうことを放り込んだ俺は予知していた
へし切長谷部:「…んぐ…っ?」
へし切長谷部:訪れたのは口の中に放り込まれた何か。
へし切長谷部:「……?…!?????」
へし切長谷部:すっぱい。
へし切長谷部:ありえない程酸っぱい。
へし切長谷部:なんだこれは。
へし切長谷部:レモンか。
へし切長谷部:しかもしゅわしゅわする。
へし切長谷部:だがあり得ない程酸っぱい。
へし切長谷部:「……!!!!!」
へし切長谷部:思わず口を開け、空気を取り込む…が、酸っぱい。
へし切長谷部:「や、げ…きさ……み、水!」
薬研藤四郎:「ぷっ、あっはっは!!!」
薬研藤四郎:彼の反応に心底満足したように腹から笑う。
薬研藤四郎:「いや~~、鯰尾や包丁たちがこのキャンディーにはまっててな?さっき万事屋で見つけてくっくくく…」
薬研藤四郎:そう言って水の入った竹筒を差し出した
へし切長谷部:差し出された竹筒をむしり取るように奪うと、水を一気に喉に流し込む。
へし切長谷部:「はぁ…はぁ…薬研、きさまぁ…」 怒ると親しい間柄であっても貴様と呼んでしまうのは最早癖だ。仕方ない。
薬研藤四郎:「どうだ?疲れた時には甘いものと適度に酸味がついたものがいいらしいぞ?」と涙目になりつつ
薬研藤四郎:少しは日頃溜まっているストレスを発散させてやるくらいのちょっとしたお茶目、だろ?
薬研藤四郎:満面の笑みで睨む彼に応える
へし切長谷部:水でなんとか舌の状態を整えて、残った飴は流石に手の中に吐き出した。食べれたものではない。
へし切長谷部:「だからと言ってこれは酸味が強すぎるだろう、お前が食べてみて言え、そういう事は」
へし切長谷部:にやり、と笑うと普段は非力な短刀の手を取り、笑う薬研の口に手に出したそれを放り込んで返してやった。
薬研藤四郎:「ん?!」
薬研藤四郎:「うっ、…ゲホッゲホッ!?な、なんだこれ!」
薬研藤四郎:返された飴の刺激に咽ぶ、
薬研藤四郎:なるほどこいつは鯰尾たちが喜んで買いあさるわけだ
薬研藤四郎:周りのコーティングが溶けてなくなったのかただひたすら甘い飴に変わっていた
へし切長谷部:咳込む薬研の様子をせせら笑いながら、竹筒もよこして返す。
へし切長谷部:「わかったか、さぁ飲め」
へし切長谷部:受け取って飲むであろう様子を眺めながら、穏やかな空気に酔う。
へし切長谷部:これではいけないとわかっていながらも、日常はやはり日常で。
へし切長谷部:だけどこの日常は何時までも続くかはわからないもので。
へし切長谷部:今二人のこの時に行っておかねばならない事を思い出し、小さく口を開いた。
へし切長谷部:「薬研、お前に言っておきたい事がある…昨日の話だが、お前は…迷うな」
へし切長谷部:「決断しなければならない時がもし、来たとしたら…迷うな」
へし切長谷部:「俺はそれで構わない」
へし切長谷部:暗に、歪みの事を言っている。自分が傷つくことは何も厭わないと、そう意味を込めて。
薬研藤四郎:飴を咀嚼しながら、ただ彼の言葉を聞く、それは忠義心の高い彼の口から出ることは容易に予想できた
薬研藤四郎:「長谷部…あんたの気持ちはわかる。相手はそれだけ強い、それもわかってる」
薬研藤四郎:だからこそ言ってやる「つまり、危なげなく勝ちゃあいいんだろ?」
薬研藤四郎:「守るものがある相手は強い…、だが俺たちにも譲れないもんはある」
薬研藤四郎:「だから、信じろよ!相棒♪」
薬研藤四郎:甘酸っぱい味のキャンディーを噛み砕いて立ち上がる
薬研藤四郎:「さぁそろそろ仕事再開だな」
薬研藤四郎:そう彼に返し手を差し出した
俳優3:〆
監督:おつかれさまでした!
監督:飴玉の味と二人の関係性、たしかになんとなくにてるかもしれない ※見学席でそういう感想がありました
監督:さて…では最後は源氏兄弟再びで今日は終りたいと思います、準備をお願いします!
監督:(カウントしにむかい
ブーケの数:1772
シーン 髭切×膝丸
髭切:TVS
StellarKnights :刀剣乱舞シチュエーション表(7[7]) → お仕事。今日は洗濯を任された、うっ量が多いなぁ
監督:源氏兄弟のお洗濯
監督:膝丸の修行みたいなこれ、たのしみですね
膝丸:この本丸の刀剣男士の人数はかなり多い
膝丸:両手では持ちきれないほどの洗い物の山を抱え、物干し竿の前にやってくる…
膝丸:「これは骨が折れるな…兄者は大じょ」と振り向くが
膝丸:い!! な!! い!!
膝丸:「あ、兄者アアアアアアアアアどこだぁ!!!!!」
膝丸:先ほどまで一緒にいたはずの兄者の姿が見えない!?
膝丸:物干しのところに洗濯籠を置き、元いた道を逆走する!
髭切:つんとつつくと、ぱんとわれる。
髭切:おぉ。面白い。
髭切:ぽんぽんとはじける泡をつきつづける。
髭切:しばらくそうしていると、だんだんもこもこだったものが少なくなっていった。
髭切:「ありゃ~…、ねえ、あわふき丸、これ…。おや?」
髭切:振り返ると、さっきまで忙しなく後ろで動き回っていたはずの弟の姿がない。
髭切:「また迷子かな?(弟が) しょうがないねえ(弟が)」
髭切:よいしょと立ち上がって、あたりを見回す。今日も良い天気だった。
髭切:どこへ探しに行こうかなとしばし迷っていると、いつもの大声が自分を呼んでいることに気付く。
髭切:だんだん近づいてくるその声音に、手を振ってこたえた。
髭切:「お~い、こっちだよ、おいでおいで~~~!」
膝丸:きっと探し回る姿は戦場を駆け巡る疾風のように素早かったであろう。
膝丸:「兄者あああああああああああああどこだああああああああああああ!!!」
膝丸:「!?」いた!!!!!
膝丸:滑り込むように兄者の元へと駆け寄る。
膝丸:「無事だったか兄者…ッ!」
膝丸:グワシと兄の肩を心配そうに掴みその存在を確認する
髭切:「うんうん大事ないよ。でも僕をひとり置いていかないでおくれ。」
髭切:気づかわし気に肩を掴む弟の頭を、ぽんぽんと撫でる。
髭切:少しだけ掴まれた肩が痛かったけれど、これは好きなようにさせた。
髭切:一度、不注意で折れかけた日から、彼の心配性は悪化してしまったが、何度もう大丈夫と言い聞かせても、そういうことではないのだろう。
髭切:ならば何度も確かめれば良い。
髭切:僕も何度だって安心させててあげればいいのだし。
髭切:「それにしても急にどこへ行ってんだい? 泡が消えてしまうよ」
膝丸:兄者は一度、俺の目の前で折れかけている…
膝丸:その姿は今にもこの手からすり抜けていくように儚く思えて…
膝丸:俺は、手入れ部屋に運ばれていく兄者の姿を、自分の傷すらも厭わずにただただ見つめているしかなかった焦燥を…
膝丸:二度と繰り返したくはないんだ…
膝丸:俺のいない間にどこかへと行ってしまうような気がして…
膝丸:「消えてしまったんじゃないかと…思ったぞ…」少し、怒気の孕んだ、でも心底心配する声でそう告げた
髭切:「うーん、消えるのは僕じゃないんだけど」
髭切:泡…と未練の視線をたらいに投げたけれど、弟はどうやら本当にそれどころじゃなかったらしい。
髭切:こうなると本当にしつこいんだよねえ。
髭切:このまま落ち着くまで付き合うか、ぱっと逃げてしまおうか。
髭切:ああでもそうそう、近々、戦いもあるしなあと一考して、それならばとぽんと手をついた。
髭切:「じゃあ、接吻しよう」
髭切:うん、仲良くなれるし、なんだか弟の後ろに見える有明の月が、こっちを見ているような気もしているし。
髭切:二人一緒に雲隠れといこうじゃないか。
膝丸:「!???」
膝丸:「あ、兄者?!な、何を言って…」と顔を真っ赤に染め上げてワナワナと震えている
膝丸:「せせせせせ、接吻とはそのつまりあの!?くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
膝丸:支離滅裂な反応後、
膝丸:しばらく硬直して頬をツンツンされているところを、物干し籠の放置に気づいた歌仙兼定が見つけお説教になるまであと数分の事である
膝丸:〆
監督:歌仙ちゃんのお小言わかりみがすぎて吹き出した
監督:おつかれさまでした!
ブーケの数 1662
俳優1:お疲れ様でした~~!!
監督:そして今日はここまででしたな!
監督:お疲れ様でした!
監督:最後のカウントしてきまっす!
俳優2:お疲れ様でした! ありがとうござました~~~~!!
俳優3:おつかれさまでした~~~~~~!
第二章ブーケ
国広&長義 3474
鶴丸&一期:1446
薬研&長谷部:1772
髭切&膝丸:1662
監督:何だこの数www
監督:それぞれの数はイニシ表に反映しました!
監督:次回は、幕間からステラバトルへと移行します
監督:幕間は時間を半分、15分で進めます
俳優3:エクリプスそういうところやぞ!!?好き!!
監督:なので変身の前に少しだけ話して、変身して終わりという形になりますので考えておいてくださいね~
監督:次回はまた明日22時からとなります!
俳優2:エクリプスつよいー!
俳優2:時間は10分でしょうか?
俳優1:15分です~>幕間時間
俳優2:わかりました!>15
監督:です!
監督:エクリプス組はね、内番の手合わせ引いたのが強かったのかな
俳優2:すごかた
俳優3:引きが強かったねいいぞ!!
監督:戦闘RP久しぶりに出来て楽しかったぞ❤
俳優2:あれはみんなに見て欲しい
俳優3:さすがビガミガチ勢の戦闘描写
俳優1:戦闘RPあまりしないのでできてたらよかった(GM時は処理してるしそれ以外は台詞ちょっと落とす程度)
俳優1:監督はプロ すごい
俳優2:オンタイムの戦闘描写、ほんと見て欲しい
俳優2:自慢したい(お前ではない
俳優3:ちなみにどうやって霊気共有してるかkwsk
監督:ん、これ今日DMでも話してたんですけどね
監督:流石に卓で出す気はないですが、エクリプスって皆より経験値が高いんですね、ステラナイトとしてのですが。ある意味大先輩。
監督:なのでペアの間の関係も一番深いものであるべきかなと思いながら私はやってるので
※これは個人的な見解です。関係が深めきれなかったゆえのエクリプス化など色んな場合はあると思います
俳優3:嬉しかったんだねまんばちゃん
監督:もうどこまででもやっててええんちゃう?って打ち合わせでは返しました(きらきら
俳優2:うっ まぶしい
監督:でもそれぞれの関係性、全部違って皆良い
山姥切長義:(あの刀の過ごした年月も、その力も、……監査官としてずっと見て来たんだ。知っているさ)(だからこそ、これは”必要な行為”なだけであって、心は……)
監督:これですよ(憤慨
監督:(大好き
俳優3:そういうところやぞ???
俳優1:ってあれを返した(DM確認しながら)語彙力がねぇ
俳優2:体の関係が心よりずっと先にいってるやつ~~~~~
俳優2:すきです
俳優3:す”き”です”ぅ”!!!!
監督:鶴丸と一期のもどかしい関係も好きだし
監督:薬研と長谷部の恋人通り越して夫婦かな?も好きだし
俳優2:ものさしはないけれど、たぶん単純に一般的な深さでいうなら、一番愛が深いのは間違いなくエクリプスペアなんですよね…。
監督:源氏兄弟のDT感丸出しの可愛いのも大好きです!!!!
俳優3:だれがDT丸だ(言ってない
監督:俳優ペアはあれなんです、これから関係性を深めて未来を描いていく
監督:エクリプスは過去から今の闇を描いて堕ちて、未来をどう歩むかなので
俳優2:他がしんどいので、ひたすら源氏には本筋と全く関係なく、己が道をいこうと思ったら、ただ弟の反応で遊ぶだけになってきたけど後悔はないです。
監督:描かなければならない物が違うんですよね
監督:だから関係が一番深い物であるだろうってのは致し方なしかなと。
俳優3:理想を裏切っていなければいいのですが(白目
俳優1:しんどみとかないです(キラキラ)
俳優2:これからまた再生する愛の物語があると思うとほんと…!
俳優2:すき…!
監督:どれもこれも大好きだ!