刀剣ステラナイツ― 男士の絆5― 第4回ログ

アイキャッチイラストは和泉守、骨喰の立ち絵はぎゅうにゅう様のフリー立ち絵をお借りしています。その他立ち絵はそれぞれ参加メンバーの自作です。

登場人物
※ブリンガー×シースであり、CP表記ではありません
厚藤四郎×乱藤四郎(エクリプス) キャラシ
山姥切長義×南泉一文字 キャラシ
明石国行×愛染国俊 キャラシ
鯰尾藤四郎×骨喰藤四郎 キャラシ

銀剣のステラナイツ ~男士の絆5~

監督:本日は、ステラバトル・ラウンド2、山姥切長義の行動からになります。
監督:皆様宜しくお願い致します!


監督:では、行動の前に予兆の公開をします。
舞台:===== 予兆 =====
舞台:▼No.5
舞台:名称:終わりを告げる夕七つ
舞台:描写:あぁ終わる、すべてが終わる。時代が変わり、泰平の世が訪れる。——しかし、お前に居場所はない。我らにも。
舞台:効果:エネミーは任意のスキルに1セットダイスを置き、即座にその効果を発動する。

監督:山姥切長義の行動です。
山姥切 長義:まあ仕方ないね、行こうか
山姥切 長義:まずはNo,1の目つぶしから!
山姥切 長義:【No.01そおら目潰しだ!】 ギャンビット/あなたのターン
山姥切 長義:キャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う。
このアタック判定でダメージを与えた場合、そのラウンドの間、そのキャラクターの防御力が1点低下する。

山姥切 長義:ブーケもらうよ!
明石 国行:もっていきぃや
厚 藤四郎:目潰しに対して割り込み
厚 藤四郎:【No.6 油断大敵(短刀案2)】アタック判定直前 短刀専用/アタック/ギャンビット
厚 藤四郎:あなたにアタック判定を行おうとしたキャラクターに対して、【アタック判定:1ダイス】を行う。対象となったキャラクターは直後1回のアタック判定に使用するダイスを1個減少する。
山姥切 長義:NO.2効果で防御-1、来い
厚 藤四郎:目潰しのアタック判定の前に、こちらの攻撃を割り込ませます
厚 藤四郎:(1+1+1)b6>=3 【油断大敵(短刀案2)】
StellarKnights : (3B6>=3) → 6,3,2 → 成功数2

厚 藤四郎:2点
山姥切 長義:耐久7→5
厚 藤四郎:そして、直後のアタック判定、目潰しのアタックダイスを-1
鯰尾 藤四郎:がんばれー!
山姥切 長義:(2+3+1-1)b6>=4 【アタック判定:2ダイス】
StellarKnights : (5B6>=4) → 2,2,6,4,5 → 成功数3

明石 国行:ええぞ
厚 藤四郎:このラウンド終了まで、防御3に
監督:厚藤四郎の耐久が3減少(耐久:-24->-27)
山姥切 長義:【No.06二重に響け白刃】アタック/あなたのターン
自身のアタック判定に対して使用可能。
アタック判定に「+1」ダイスの補正を与える。
この効果は、ブーケの効果と重複する。

山姥切 長義:同じくブーケは勝手に貰っていこうか!
山姥切 長義:割り込みはあるかい?
鯰尾 藤四郎:やっちゃえ~!
厚 藤四郎:「なし…来い!」
山姥切 長義:(2+3+1)b6>=3 【アタック判定:2ダイス】
StellarKnights : (6B6>=3) → 2,4,2,4,6,2 → 成功数3

鯰尾 藤四郎:リロールする?
山姥切 長義:しておこう
山姥切 長義:リロールを宣言
山姥切 長義:(2+3+1)b6>=3 【アタック判定:2ダイス】
StellarKnights : (6B6>=3) → 6,5,6,3,6,6 → 成功数6

鯰尾 藤四郎:なーいす!
山姥切 長義:はは、だろう? もう一回
山姥切 長義:(2+3+1)b6>=3 【アタック判定:2ダイス】
StellarKnights : (6B6>=3) → 5,1,6,3,5,4 → 成功数5

山姥切 長義:(二重に響け白刃効果でアタック2ダイス二回です)
監督:このままでいいでしょうか?
監督:11点
監督:厚藤四郎の耐久が11減少(耐久:-27->-38)
明石 国行:「派手にやりよりますなぁ」
鯰尾 藤四郎:「流石山姥切さんですね!」
山姥切 長義:「……喰らって、倒れろ!」ううん 異形化していいかな?
明石 国行:あえて異形化
明石 国行:ええぞー
監督:異形化、了解です
山姥切 長義:【No.04閃光の突撃】ムーヴ/アタック あなたのターン
あなたは1~3マスまで移動する。その後、キャラクター1体に[アタック判定:[1+移動したマス]ダイス]を行う。

監督:まず、4点回復をどうぞ
山姥切 長義:耐久:5→9
山姥切 長義:で、マーカー通過で1ダメ 8点に
山姥切 長義:ガーデン4に移動
監督:はい、こちらはリアクションなしです
山姥切 長義:「山神をも斬る俺の刃と——触れるだけで猫をも斬る君のその切れ味、共に魅せてやろうか!」 さて、ではアタック3ダイス
山姥切 長義:(1+2+3+1)b6>=3 【アタック判定:1+(移動)マス】
StellarKnights : (7B6>=3) → 2,5,4,6,6,5,4 → 成功数6

山姥切 長義:あ、+3忘れてた
監督:では3追加で振ってください
山姥切 長義:3b6>=3 異形化追加分
StellarKnights : (3B6>=3) → 2,4,6 → 成功数2

監督:リロールなし、でいいでしょうか?
山姥切 長義:なしで
監督:では8点
監督:厚藤四郎の耐久が8減少(耐久:-38->-46)
山姥切 長義:最後にNO.2を使用、対象は未行動の明石
監督:はい、了解です
明石 国行:ありがたくいただきましょ
明石 国行:3におきますわ
山姥切 長義:「……ここまでしたんだ、しっかり決めてくれよ?」 以上で
舞台:===== 効果発動 =====
舞台:▼No.5
舞台:名称:終わりを告げる夕七つ
舞台:描写:あぁ終わる、すべてが終わる。時代が変わり、泰平の世が訪れる。——しかし、お前に居場所はない。我らにも。
舞台:効果:エネミーは任意のスキルに1セットダイスを置き、即座にその効果を発動する。
厚 藤四郎:【No.4 ✝孤独を知れ、絆持つ者よ✝】エネミー専用/ムーヴ/ギャンビット あなたのターン
厚 藤四郎:全てのキャラクターの配置を、あなたは自由に変更して良い。
厚 藤四郎:全ステラナイトをガーデン5へ
厚 藤四郎:エネミーはこのまま
舞台:===== 予兆 =====
舞台:▼No.1
舞台:名称:火口の銃声
舞台:描写:はられた緊張の糸に、堪らず響いた銃声が始まりを告げた。
舞台:効果:この効果が実行される時点で、エネミーから最も遠いガーデンに存在するステラナイトに【アタック判定:5ダイス】を行う。(※対象が複数いた場合、耐久力の一番高いステラナイトが対象となる。)
監督:では、明石の行動です
明石 国行:「淀の最後の演出がそんなのでよかったんですやろか、厚藤四郎」
明石 国行:「まぁ……自分はこの炎に従うだけや」
明石 国行:「いかせてもらいましょか」
明石 国行:【No.4 誇り高き一騎打ち】 ムーヴ/ギャンビット あなたのターン
明石 国行:あなたがステラないとであるならば、エネミー、エネミーであるならばステラナイトを1体選ぶ。
明石 国行:あなたと選んだキャラクターを他キャラクターの存在しないガーデンへ配置する。
明石 国行:これは移動ではない(移動した数を参照したり、移動したこと自体を参照するスキルの効果には影響されない)
明石 国行:ガーデン2に配置でいいですやろか
監督:承知しました
明石 国行:【No.2 赤熱鉄柱ぶん回しの刑】 ムーヴ/アタック あなたのターン
明石 国行:あなたは1ます移動する。その後、キャラクター1体に【アタック判定:3ダイス】を行う。
明石 国行:そのキャラクターを1マス移動させる。
明石 国行:ブーストいただくで
鯰尾 藤四郎:もってってくださーい
明石 国行:(3+1+3)B6>=3 【アタック判定】
StellarKnights : (7B6>=3) → 5,5,3,3,4,2,1 → 成功数5

監督:明石の移動が入ります、マーカー効果で1点
明石 国行:自分のガーデン1へ(忘れていた)
明石 国行:アタック判定じゃないのが残念やな
監督:はい、エネミーはどこに移動させますか?
明石 国行:ガーデン1で
監督:こうですね
監督:厚藤四郎の耐久が5減少(耐久:-46->-51)
明石 国行:OKや
明石 国行:【No.5 咲き誇れ薔薇の花】 アタック/ギャンビット あなたのターン 
明石 国行:対象1体に【アタック判定:2ダイス】を行い、その後対象1体に【アタック判定:2ダイス】を行う。その後、あなたの耐久力を2点回復する。
明石 国行:これを2回
明石 国行:それぞれにブーストをかける
厚 藤四郎:そのままもらいます
山姥切 長義:もっていけ!
鯰尾 藤四郎:いっけー
明石 国行:(2+1+3)B6>=3
StellarKnights : (6B6>=3) → 5,6,3,6,1,2 → 成功数4

明石 国行:(2+1+3)B6>=3
StellarKnights : (6B6>=3) → 1,6,4,2,2,6 → 成功数3

明石 国行:リロール
明石 国行:(2+1+3)B6>=3
StellarKnights : (6B6>=3) → 3,6,3,6,1,1 → 成功数4

明石 国行:(2+1+3)B6>=3
StellarKnights : (6B6>=3) → 6,1,5,1,1,1 → 成功数2

明石 国行:リロール
明石 国行:(2+1+3)B6>=3
StellarKnights : (6B6>=3) → 1,3,5,2,5,1 → 成功数3

明石 国行:(2+1+3)B6>=3
StellarKnights : (6B6>=3) → 6,4,5,1,6,5 → 成功数5

監督:8点、8点ですね
明石 国行:せやな、そして2と2で4点回復や
監督:厚藤四郎の耐久が16減少(耐久:-51->-67)
明石 国行:耐久7まで回復
明石 国行:【No.3 掻きむしれ炎禍】 アタック/ギャンビット あなたのターン 
明石 国行:キャラクター1体に【アタック判定:1ダイス】を行い、【アタック判定:1ダイス】を行い、【アタック判定:1ダイス】を行う。
明石 国行:これを2回
監督:その前にですね
監督:エネミー耐久0になります
明石 国行:おっと
監督:止めがありましたらどうぞ
明石 国行:回復スキルはないんか?
厚 藤四郎:ないよ、そんなの。……花は枯れたらそれで終わりだろ
明石 国行:えろう悲しい物言いしますやん。
鯰尾 藤四郎:厚…
厚 藤四郎:最後の演出がそれでいいのかって言ったけど、”ここ”をぼろぼろにしちまったら、兄弟が悲しむだろ
明石 国行:……自分は燃やし尽くす気でここまで来てたんやけどな。
明石 国行:そう言われるとやる気なくしますわ、ここでやめやな。
明石 国行:刀をおさめましょ。
厚 藤四郎:悲しいことがたくさんあったけど、それでも大事な場所には変わりない
厚 藤四郎:「ごめんな、乱。願い、叶えてやれなくって」
明石 国行:「……本当に歪んでるように見えへんで、自分」
明石 国行:「本当はわかってるのと違うか、この先自分らがどうなるのか」
鯰尾 藤四郎:「できれば…兄妹がこの城で”焼ける”姿は…見たくなかったな…」
鯰尾 藤四郎:ここは、失ったものが多過ぎるから…
厚 藤四郎:「兄弟が大事って当たり前だろ」
厚 藤四郎:「……まだ、よく分かんないけど、大事にしようとして、方法を間違えたんだってのは、分かるよ」
明石 国行:「そうですか。……なら、帰ってちゃんと話さなあかんのとちがいますか」 やれやれ、と肩をすくめ
明石 国行:「そないに大事やというのなら…まだ手ぇ離す気あらへんのやろ」
鯰尾 藤四郎:ふるふると首を振って「間違ってなんかいないよ、厚。ただお前たちが利用されただけで、その想いも願いも本物だろ?」
鯰尾 藤四郎:「間違いなく、お前は俺達の誇りだよ、厚」
厚 藤四郎:「……」
厚 藤四郎:「……ありがとう。ちゃんと、話はするよ。あと、いちにいにも謝んないと。多分、気づいてると思うから」
明石 国行:「心配そぉに待ってたで、自分らの兄さん、同じ夜空を見上げてひとりでなぁ」
鯰尾 藤四郎:「あったりまえじゃん、俺達のいちにぃなんだからさ!」満面の笑みで
明石 国行:「……自慢の兄さんでなによりなことで」 苦笑して
山姥切 長義:「話は終わったかな」と刀を納めて、「帰ってからも話をすればいいさ。騎士にも、ただの男士にも、折れなければいくらでも時間はあるのだから」とだけいっておこうかな
厚 藤四郎:「うん……じゃあ、先に戻るな。色々、話さなきゃいけないからさ」監督:彼が姿を消すと、願いの決闘場は元の姿に戻っていく。

鯰尾 藤四郎:「また本丸で、な…」
鯰尾 藤四郎:くるりと振り返って「山姥切さん、明石さん。ありがとうございました!お二人のおかげで厚も乱も戻ってこれました」
鯰尾 藤四郎:姿勢を正して一礼
山姥切 長義:「礼を言うことではないだろう。呼び出され、願いを持つが故の責務を果たしたまでだ」「ふふ、あえていうならそうだね。……持てるものこそ、与えなければ、かな?」
明石 国行:「…やれやれ、そういう事や。 自分らも何が何でも叶えたい願いっちゅーのがあるんや」
鯰尾 藤四郎:「それでも…あいつらは俺達の大切な兄弟ですから。やっぱり、ありがとうございます、ですよ!」
明石 国行:「ほーん、それじゃ、一期一振に絡まれたら助け舟でも出しぃや」
山姥切 長義:「ならその感謝の言葉は受け取っておこう」ふ、と笑ってから、刀の鍔を叩いて思い出したように付け足そう
鯰尾 藤四郎:「それは大半、明石さんが悪いのではないかと思うのでノーコメントです!」バッサリ
山姥切 長義:「ああそうだ。有り難いと思ってるのなら、その言葉……猫殺しくんにも伝えておいてくれないかな」
明石 国行:「薄情やなぁ」 そういいつつ長義に向き直り
鯰尾 藤四郎:「もちろんです…南泉さんにも無理、させちゃいましたから…」
明石 国行:「自分、そないな傷背負いよって……ま、お互い覚悟の上っちゅーわけですか」
山姥切 長義:「あれはそう気にするタマじゃないさ、……いや、今はどうか俺にはわからないけれどね」と微笑んで二人には返そう
明石 国行:「なんや…自分らも見た目以上に色々抱えてしもてるようやなぁ……ま、それならそれでええですやろ」 きゅ、と胸に納めたお守りに手を触れ
明石 国行:「さて…そろそろお開きの時間のようですわ」
鯰尾 藤四郎:微笑みに少し切なくなりつつ、「…俺達も帰りましょうか」俺達の本丸へ、パートナーのもとへ
山姥切 長義:「そうだね、帰ろうか」異形化で生えた耳をぴょこんと立てて、くるりと背を向けよう
 
監督:あなた達は戦いを終え、日常へと戻っていく。
 

 
監督:——————————

■カーテンコール

監督:順番は
監督:【青色のヒガンバナ:鯰尾藤四郎&骨喰藤四郎】
監督:【白色のバラ:山姥切長義&南泉一文字】
監督:【赤色のバラ:明石国行&愛染国俊】
監督:【黄色のヒルガオ:厚藤四郎&乱藤四郎】
監督:となります。
 
監督:最初は鯰尾&骨喰ペアになります。宜しくお願い致します!
骨喰 藤四郎:了解した
鯰尾 藤四郎:はいはーい
鯰尾 藤四郎:15分だっけ?
監督:15分目安でアラーム設置します。
鯰尾 藤四郎:おっけー
鯰尾 藤四郎:じゃあいこっか!
骨喰 藤四郎:ああ

鯰尾 藤四郎:ステラバトルが終わって少しした頃、俺たちはまたあの海に来ていた。
鯰尾 藤四郎:今度は遠征ではなく、揃って非番の日に改めて遊びに来たんだ。
鯰尾 藤四郎:しかも、海に行こう、と誘ってくれたのは俺からじゃなく、骨喰のほうからだった!
鯰尾 藤四郎:骨喰はいつも周りのことを優先してしまう…まぁそういうところが兄弟のいいところでもあるんだけどさ、うん。
鯰尾 藤四郎:だから海に行きたいっていってくれた時はすっごく俺は嬉しかったんだ。
鯰尾 藤四郎:「海だ〜〜〜!!」とりあえず大声で海原に向かって叫ぶのはお約束、だよね♪
骨喰 藤四郎:非番の日を迎えて、海に行きたい、と言い出したのはこちらからだった。
骨喰 藤四郎:鯰尾は随分と驚いたようだったが……それでも、一緒にこうして来てくれた。
骨喰 藤四郎:前に来た時は、知らないこと、驚くことばかりで、鯰尾にも心配を掛けた……と思う。
骨喰 藤四郎:だからもう一度、来てみたかった。今度は、楽しめるように。
骨喰 藤四郎:海だーっと、鯰尾の真似をしてみる。
鯰尾 藤四郎:ノリがいい兄弟の姿にびっくりしつつも、俺と同じく海に向かって叫ぶ姿に笑いがこみあげてくる。
鯰尾 藤四郎:「ふふ…、骨喰、もっとお腹の底から声出さなきゃ!」などと揶揄ってみたり
鯰尾 藤四郎:新しい一面を発見して、すごく嬉しい気分になった。
鯰尾 藤四郎:「ねぇ、次はなにしよっか!砂遊び?釣り?あ、ボートとかもいいかも!」
骨喰 藤四郎:「もっと?」
骨喰 藤四郎:これでは違うのか、ともう一度声に出してみる。
骨喰 藤四郎:振り返ってみても兄弟は相変わらず笑ったままで、これが正解かどうか、分からない。
骨喰 藤四郎:けれど、楽しそうにしているから、恐らく悪いことではないのだろう。
骨喰 藤四郎:兄弟は色々と提案してくれるが、何をどうするのか俺にはよく分からない。けれど、そのどれもが楽しいものなんだろう、というのは、はっきりと分かる。
骨喰 藤四郎:聞き慣れないボートが気になって、それがいい、と告げた。
鯰尾 藤四郎:「よぉし!」といって海の家?っていう海にあるお店屋さんで二人で乗れそうなボートを借りて沖に出てみた。
鯰尾 藤四郎:「ほらみて!下に魚がいるよ!あれ食えるのかな?!」とか興奮気味に
骨喰 藤四郎:「色が濃いのは毒があるらしい」
骨喰 藤四郎:海中にいる魚を見て、以前書で読んだ内容を思い出す。
骨喰 藤四郎:食べられるかどうかは分からない。けれど、目の前にいる魚は、書で見たものよりもずっと綺麗だと思った。
骨喰 藤四郎:綺麗だな、と自然と零れる。楽しそうにしている兄弟の姿もあって、行きたいといって良かったと思った。
鯰尾 藤四郎:目を輝かせて興味深そうに魚を眺める骨喰に、俺も自然と笑顔がこぼれた。
鯰尾 藤四郎:俺達の願いは、みんなの笑顔…だけど、隣で笑っている骨喰が一番の笑顔を見せてくれるのは俺の前がいいなって、そう思うんだ


鯰尾 藤四郎:〆

監督:ありがとうございました!
監督:山姥切&南泉ペア、宜しくお願い致します。

監督:【白色のバラ:山姥切長義&南泉一文字】

山姥切 長義:任せておけ
南泉 一文字:にゃ

 
山姥切 長義:縁側で黄昏時の空を眺める。
山姥切 長義:茜色の空が濃紺に塗りつぶされつつある景色の端。
山姥切 長義:そこにある金に染まる薄雲に待ち人の姿を想起しつつ、ほうとため息をついて手に持つ湯呑を啜った。
山姥切 長義:「……遅いよ、猫殺しくん」
山姥切 長義:湯呑の中の茶は幾分か温くなっており、自身を置いていった男の姿を思うと恨み言のような言葉が漏れる。
山姥切 長義:そこで待っていてくれ、なんていう言葉でこの俺がこうも大人しく待つのは彼の刀が相手の時だけだというのに。
山姥切 長義:あの刀は、呪いのせい……なんて言葉に託つけて背を丸め、どこか余所余所しい眼差しを自身に向けるのだ。
山姥切 長義:はあ、とため息をついたあたりで、ふわりと芳香が鼻を掠める。
山姥切 長義:猫殺しくんならこの距離でも匂いの正体がつかめたかもしれないが、生憎そこまで鼻の効く方ではない。
山姥切 長義:「花、……?」
山姥切 長義:歌仙か何かのものだろうか、とそちらに視線を向ければ、待ち人の姿があった。
南泉 一文字:「待たせた、にゃ」
南泉 一文字:今日は非番。
南泉 一文字:お昼までごろごろと過ごし、先程までお互い顔も合わせていた、そんな日の夕暮れ時。
南泉 一文字:何故か戦装束に身を包み、疲れた顔をして姿を現す。
南泉 一文字:手を後ろに交差して。
南泉 一文字:(絶対変に思われる)
南泉 一文字:そう確信しながら顔を上げる。
南泉 一文字:本当は着替える予定などなかった。
南泉 一文字:今後の予定を目ざとく見つけた互いの昔なじみの刀達に捕まらなければ。
南泉 一文字:その様子を長船の連中に見られさえしなければ。
南泉 一文字:頭を弄られまくり、”何か”を目立たなくするようにされてなければ、本当に戦にでも出る直前のようだ。
山姥切 長義:「本当にね」
山姥切 長義:ほう、と安心したようなため息を隠すようにして、わざと少し不機嫌そうな声を出す。
山姥切 長義:そちらを見れば何故か戦装束を着ている様子。
山姥切 長義:そして、いつもより跳ねた……いや、これはワックスを使ったのだろう。無造作にセットされた髪まで視線をやり、その相貌を見つめた。
山姥切 長義:セットされた髪の間に隠されているのは獣の耳だろう。星の騎士たる装束を解いた時に知ってしまったその異変。
山姥切 長義:お前は猫を斬った刀であって、猫ではないだろう。……そうさせたのは俺だけれど。
山姥切 長義:「で、何を持ってきたのかな?」
山姥切 長義:本来の機能を失った耳に変わるように生えた獣の耳に障らないよう、少し抑えた声で尋ねる。
南泉 一文字:「待たせるつもりなかったっつぅの」
南泉 一文字:頭をがしがしとかこうにもかけない、この髪型では。
南泉 一文字:異形の力を使えば癒えぬ傷を負う、というのは知っていたがまさか猫の耳が生えるとは。
南泉 一文字:後手に隠している物を気にする様子の長義に、う、と少しだけ後ずさった。
南泉 一文字:長義の声は心持ち、小さく優しい。
南泉 一文字:人の形をとっているというのに、今の自分は人の耳で音を拾うことができない。
南泉 一文字:代わりに生えた猫の耳はそのまま、猫のような聴覚で音を拾ってしまう。
南泉 一文字:今までは全く気にならなかった音を拾うようになってしまい、猫用の耳栓でも手に入れるべきだろうかと悩むほどだ。
南泉 一文字:「えーと…その、だな、にゃ」
南泉 一文字:だが、耳のことなどどうでもいいのだ。だけどその先の言葉にまごつく。
山姥切 長義:「実際この茶が温くなるまでかかったんだから事実は認めるべきだと思うよ」
山姥切 長義:言葉遊びのような問答はいつも楽しいもの……とはいえ。
山姥切 長義:「どうしたのかな?」
山姥切 長義:今はこちらの方が気になる、と少し覗き込むようにしてから促すように視線を向けた。
南泉 一文字:「それは…」
南泉 一文字:ぐ、と押し黙る。
南泉 一文字:まさかこれからやろうとすることを見咎められてしまい、服から頭まで弄られてました、などと言えようか。
南泉 一文字:「にゃーーーー!だぁ、俺らしくもねぇ!」
南泉 一文字:ぶんぶんと首を振る。
南泉 一文字:何のためにこれを持ってきたのか。
南泉 一文字:頑張った長義への褒美と、今までの己の態度を少し反省した印と
南泉 一文字:伝えるべき気持ち、心の疎通。
南泉 一文字:それが大事だと学ばされたばかりだろう。
南泉 一文字:「これ、やる!にゃ!」
南泉 一文字:無造作に後手から差し出したのは白いバラの花束。その数…17本。
山姥切 長義:差し出された花束を驚愕と共に思わず受け取る。
山姥切 長義:「猫殺しくん、そういうことをするタイプだったんだね……?」
山姥切 長義:漏れたのは謎の感想。
山姥切 長義:「あ、ありがとう……?」
山姥切 長義:受け取って、そのまま動揺も顕に言葉を紡ぐ。
南泉 一文字:「う・る・せ・え!にゃ!!」
南泉 一文字:言われると思っていた、なんとなく。
南泉 一文字:完全にガラじゃない。
南泉 一文字:わかっちゃいるが、これでも…色々と調べたのだ。色々と。
南泉 一文字:17本の白い薔薇の花。
南泉 一文字:決していい意味ではないけれど。
南泉 一文字:それでも、伝えたかったのはその先で。
南泉 一文字:ポケットの中に隠し持っていたもうひとつの。
南泉 一文字:オレンジの薔薇の花を1本。
南泉 一文字:さっくりとその髪に挿してやる
山姥切 長義:髪に感じた感触に、驚いて南泉を見る。
山姥切 長義:赤い顔で、それでも自身を見つめて渡されたそれ。
山姥切 長義:「これが猫殺しくんの気持ち、ということかな?」
山姥切 長義:これはきっと、花言葉……というやつなのだろうか。
南泉 一文字:「………っ」
南泉 一文字:そういうふうに言われると目線が泳ぐ。
南泉 一文字:本当はまだ、駄目なのだ。
南泉 一文字:この方の隣に立ち続けるには、自分のコンプレックスを解消しなければならないことくらい。
南泉 一文字:それくらい、わかっている。
南泉 一文字:だけどこの刀はそれを待ち続けながら待ち続けて、ずっと待ち続ける。
南泉 一文字:だからこそ、不安にもなるだろう。
南泉 一文字:道を間違ってしまうことも在るかもしれない。
南泉 一文字:いつか、歪み切る日がくるかもしれない。
南泉 一文字:だから、それでも隣に立ち続けるという意思を。
南泉 一文字:それを示したかったのだ。
南泉 一文字:「……そういうことに、すればいいだろ」
南泉 一文字:言葉は尻すぼみだけれど、それくらいは許してもらえるだろうか。
山姥切 長義:「なら、そういう風に考えておくよ」
山姥切 長義:どこか視線をそらしつつ告げる眼の前の刀に、少し釈然としない思いを抱えつつ。
山姥切 長義:ふ、と自分の貰った花束に視線を向ける。
山姥切 長義:ひ、ふ、み……と数えて17本の白い薔薇。
山姥切 長義:『絶望的な愛』……白い薔薇の意味は『純粋』だったか、それとも。
山姥切 長義:「……猫殺しくん」
山姥切 長義:口をついて出そうになった言葉を押し止める。そういえば今の彼は聴覚が良いのだ。
山姥切 長義:君が隣にいてくれるだけで。対等に、コンプレックスなんて感じず隣にいてくれるだけでよかったのに。
山姥切 長義:彼を歪めて傷つけてしまった俺に言える言葉ではないけれど。
山姥切 長義:「……今度また、非番の日に開けておいてよね」
山姥切 長義:無難な言葉で、いつかを夢見て、……そのために戦い続けるのだ。
山姥切 長義:〆


監督:山姥切&南泉ペア、ありがとうございました!
監督:明石&愛染ペア、ご準備お願い致します。
 
監督:【赤色のバラ:明石国行&愛染国俊】

明石 国行:出番やなぁ
愛染 国俊:んじゃ行くか!
明石 国行:【のんびり/戦姫絶唱シンフォギアG/4-08. 少しだけ、遠まわりして帰る道】
明石 国行:このへんですやろか
明石 国行:じゃ、はじめるで


明石 国行:流れる星の中で身を任せて目を閉じる。
明石 国行:この感覚にはいつまで経っても慣れることがなく、酔で目眩がしそうだといつも思う。
明石 国行:それでも、毎回のように自分の名を呼ぶ聞き慣れた声が聞こえてくるのが楽しみで、嫌いではない時間だ。
明石 国行:「………」
明石 国行:声に誘われるようにゆっくりと目を開くと、眼前いっぱいに広がる赤。
明石 国行:これを見ると帰ってきたのだという気分になるのだから、我ながらに自分自身がちょろい奴だと思う。
明石 国行:「ただいまや、国俊」
明石 国行:硬い瓦に身を預けたまま、覚醒したてで力の入らない笑みを浮かべた。
愛染 国俊:これは国行が目覚める少し前
愛染 国俊:瞳を見開くとまず目に入るのは光を映した雲の端かが光を帯び山吹色。
愛染 国俊:今日の始まりを告げる、暖かく優しい色だ。
愛染 国俊:そして、隣を見ると見慣れた自称保護者の姿。
愛染 国俊:どうやら国行は帰還までの感覚が苦手なようでいつも俺の方が先に目を覚ます。
愛染 国俊:「……」じっとその横たわる国行の顔を見つめ、その夜色の髪にそっと手を伸ばす。
愛染 国俊:ふわりとしたその髪を撫で、ふっと笑みがこぼれる。
愛染 国俊:(この時間が終わったら、また…”いい子”になるからさ…今は俺だけの……)
愛染 国俊:この時が、蛍にも、そして国行にも内緒な俺だけの密やかな楽しみだ。
愛染 国俊:とはいえ、このまま寝かせていては刀剣男士とはいえ、風邪を引いてしまってはいけないだろう。
愛染 国俊:少し名残惜しそうにしつつ、パートナーの名前を呼ぶ。
愛染 国俊:「国行…、おい、国行、起きろって」
愛染 国俊:何度目かの呼びかけの後、ふわりと瞼を開け、俺を見る国行に
愛染 国俊:「おかえり…国行!」と満面の笑みで応える。
明石 国行:「……そない呼ばんでも聞こえてるで」
明石 国行:ゆっくりと手を伸ばし、その頭をぽんぽんと撫でる。
明石 国行:酔った身体を起こすにはまだ少し力が足りない、軽く深呼吸をしながら、その身に新鮮な空気を取り込んでいく。
明石 国行:満面の笑みでありながら、少しだけ残念そうな顔をするのはいつものことだ。
明石 国行:わかっていながら、そこは知らないふりをするのもいつものこと。
明石 国行:だけど、やっぱり少しくらいは苛めたいという気持ちが湧いてくるもので。
明石 国行:くつくつと笑いながら、頭の手を離すとポケットからお守りを取り出す。
明石 国行:「今回もご利益がありましたわ」 そういってそれを差し出す。これは、返さねばならないものだ。
愛染 国俊:「俺達が呼んでも起きないだろ国行は…?」少し膨れた顔で
愛染 国俊:「ああ、サンキュ!」とお守りを受け取る。
愛染 国俊:(今回も…お前のおかげで無事だったぜ。サンキューな蛍)
愛染 国俊:そうお守りを抱きしめ、懐にしまう
愛染 国俊:「無事でよかったぜ…」心からの想いを
明石 国行:「……蛍には敵いまへんな」
明石 国行:ぽつりと呟く言葉。
明石 国行:そこに仕舞われた物が何か、その意味もわかっているからこそ思う。
明石 国行:結局の所、居なくなってしまったあの子にも、新たに来てくれたあの子にも…自分らは勝てないのだ。
明石 国行:それでも、やはり今は目の前の想いをとらえてしまいたい。
明石 国行:静かに手を伸ばすとぐい、と国俊の体ごと引き寄せる。
明石 国行:小さい体は軽いもので、すっぽり収まる身体を抱きすくめてぽんぽんとなでた。
明石 国行:「どこにも怪我ひとつあらへんやろ」
愛染 国俊:「そう、だな…」と引き寄せられて若干顔が赤くなる
愛染 国俊:「……国行」
愛染 国俊:「今日は頑張ったから…その…」
愛染 国俊:「寝坊しても…許す、けど…」
明石 国行:なでつけながら、目を丸くする。
明石 国行:もごもごと呟かれた言葉を噛み砕いて、理解すると小さく肩を震わせた。
明石 国行:「そうかぁ、お互い眠くなってきたしやなぁ、国俊」
明石 国行:ふ、は、と大きく笑い出しそうなのを押さえながら、うんうんと頷く。
明石 国行:甘やかしてくれるというのなら、それに乗ろう。
明石 国行:「ふぁぁ…ねむ」
明石 国行:愛染の身体をぎゅう、と抱いたまま、あくびを一つする真似を。
明石 国行:朝日はだいぶ登ってきた、蛍丸が起き出すのも時間の問題だろう。
明石 国行:それまでに布団に戻っておかねばならない。
明石 国行:もう力もはいるようになった。よいせ、と体を起こして立ち上がる。
明石 国行:随分おとなしくなった国俊はそのまま小脇に抱えて。
明石 国行:「一眠りせぇへんと持たへん」
明石 国行:部屋にたどり着くとそのまま冷たい布団の中へ。
明石 国行:そのまま運ばれることは最早諦めたらしい国俊を抱きまくらにして夢の中。
明石 国行:赤いバラもこれには笑ってしまいますやろか?
明石 国行:それはわからないが、戦いが終わった朝くらい、こうしてゆっくり眠ってしまっても構わないだろう。
 
明石 国行:寝ぼけ眼でそれを見た蛍丸が「ずるい!俺も!」と真ん中に飛び込んでくるその時間まで…………。


明石 国行:〆

監督:明石&愛染ペア、ありがとうございました!
監督:ではラスト、エクリプス厚&乱ペアに参ります。
: 
監督:【黄色のヒルガオ:厚藤四郎&乱藤四郎】


厚 藤四郎:よし
乱 藤四郎:よーっし!
厚 藤四郎:じゃあ、始めるぞ


厚 藤四郎:戦いが終わって、乱と一緒に大将から呼び出された。
厚 藤四郎:自分たちがエクリプスになってしまっていたこと。
厚 藤四郎:願いを叶える資格を失ってしまったこと。やり直す方法もあること。
厚 藤四郎:……けれど、乱は以前にもエクリプスになってしまっていて、その方法は使えないこと。
厚 藤四郎:たくさんのことを一気に伝えられて混乱する。
厚 藤四郎:けれどはっきり分かるのは、「乱と一緒に願いを叶えることは出来ない」ということだ。
厚 藤四郎:「乱」
厚 藤四郎:と、短く呼びかける。
厚 藤四郎:オレにはもう一度機会はあるかもしれない。けれど、乱はそうじゃない。
厚 藤四郎:多分、一番辛いのは、乱だ。
乱 藤四郎:戦いが終わり、靄が晴れるような慣れた感覚と共に厚から引き離された。
乱 藤四郎:どこか経験したことのあるような感覚と、いつからか控えめな主張と共に懐に入っていた無骨な仮面。
乱 藤四郎:こんなの趣味じゃない、と何度も捨てようとしたけど捨てられなかったのだ。
乱 藤四郎:あるじさんの話を聞いて、その理由がわかる。……わかってしまった。
乱 藤四郎:何かが欠けているのは薄々気づいていた。
乱 藤四郎:それでも目を逸らしていた。……いたかったのだ。
乱 藤四郎:「大丈夫」
乱 藤四郎:こんな時でも、ボクを心配してくれるあるじさんに。何より。
乱 藤四郎:ずっと一緒に同じ世界を見て、ソレを望んでくれた兄弟に。しっかり目を見て告げる。
乱 藤四郎:「ね、厚。ごめんね、」
乱 藤四郎:いや、きっと優しいボクの兄弟に伝えるのは、この言葉では正しくないのだろう。
乱 藤四郎:「ううん、ありがとう」
乱 藤四郎:いつからか胸に入っていた仮面を手に握り込み、告げる。
厚 藤四郎:「乱が謝ることなんて、ないよ。オレも、同じだったし」
厚 藤四郎:己の願いの為に視野が狭くなって、こうしてこんな結末になってしまった。
厚 藤四郎:もし、あのまま自分が勝ってしまっていたら、きっとこの世界は滅んでしまっていた。
厚 藤四郎:それが実現していたとしたら……考えるだけで、ぞっとする。
厚 藤四郎:兄弟を守りたい。兄弟が笑顔でいられる世界があってほしい。
厚 藤四郎:その願いを、自分で潰してしまうところだった。
乱 藤四郎:「同じだったからこそ、だよ」
乱 藤四郎:きらきら、輝く世界をずっと願っていたはずだったのだ。
乱 藤四郎:歪んで、欠けて、そしてボクは願うことすら許されなくなったけれど。
乱 藤四郎:「ねえ、厚」
乱 藤四郎:あるじさんと、厚を見て、外で聞こえる兄弟の笑い声に耳を澄ませる。
乱 藤四郎:「本丸が、ボクらの世界が、今日も平和でよかったね」
乱 藤四郎:……だから、いいのだ。
厚 藤四郎:「そうだな……」
厚 藤四郎:今日も天気がよくて、兄弟たちだけではない、同じ本丸にいる仲間たちの活気あふれる声がする。
厚 藤四郎:オレと乱の願い——「きらめく世界」
厚 藤四郎:「……でも、さ。オレ、わがままなんだ。もう一度、チャンスがあるなら、また願いの為に頑張りたいって思う」
厚 藤四郎:悲しい思いをする兄弟が、仲間たちが、少しでもいなくなればいい、と思う。
厚 藤四郎:それ故に抱いた願いが「きらめく世界」。それを叶える機会があるのなら、もう一度、足掻いてみたい。
厚 藤四郎:——ただ、乱とは一緒に歩くことは、出来ないのだけれど。
乱 藤四郎:「厚ならそういうと思ってたよ」
乱 藤四郎:くすり、と笑ってそう返す。
乱 藤四郎:何せ粟田口は、……いや、この本丸の刀は諦めが悪いのだ。
乱 藤四郎:それに、これしきのことで諦める兄弟を見たくはなかった。だからこそ、と続けて口を開く。
乱 藤四郎:「ねぇねぇ、厚。ひとつだけ、お願いしていい?」
乱 藤四郎:兄弟に甘い彼なら受け入れてくれるかな、などと甘い期待をしつつ。
乱 藤四郎:「……あのさ。パートナーのこと、」
乱 藤四郎:続けようとした言葉に、ううん、違うなどと挟みつつ。
乱 藤四郎:「……厚のパートナーの手を掴んであげてね」
乱 藤四郎:絞り出したのは無難な言葉。
乱 藤四郎:意味は伝わるだろうか。いや、どちらでもいいのだ。もう、ボクと同じことにならなければ。
厚 藤四郎:「……おう」
厚 藤四郎:乱の前のパートナーについては、大将からかいつまんで聞いた。
厚 藤四郎:きっと、乱は今でもそれを悔やんでいる。
厚 藤四郎:「乱にとっては嫌かもしれないけど……今回のことは、良かったんじゃないかなって、思うんだ」
厚 藤四郎:この兄弟は二度、敗北した。そのせいで辛い思いもたくさんしてきただろう。
厚 藤四郎:「もうこれ以上、乱が傷つくようなことがないだろうから、良かった、なんてオレは思うんだ。自分勝手な意見なんだけど、さ」/
乱 藤四郎:「……厚らしいや」
乱 藤四郎:自分勝手でも、それでも。どこまでも優しい彼が、これ以上ボクのせいで立ち止まらないように。
乱 藤四郎:拳を掲げて、こつりと付き合わせる。
乱 藤四郎:ふと掲げた手に生えた赤い爪紅は、そういえば前のボクのパートナーのものだったっけ、などと思い出して口を開いた。
乱 藤四郎:「……頑張ってね」
厚 藤四郎:「おう。いつになるか、分からないけど、頑張るよ」
厚 藤四郎:同じ願いを持った者同士でなければ、星の騎士の力は得られない。
厚 藤四郎:そして再び自分がその力を得た時には、やり直しは効かない。乱のように。
厚 藤四郎:だから、次こそは間違えないよう、今回のことを心に刻んで歩んでいこうと思う。
厚 藤四郎:この本丸には、兄弟たちがいる。明石さんも山姥切さんも、兄弟以外でも、気に掛けてくれる刀たちがいる。
厚 藤四郎:きっとこれはとても幸せなことなんだ。
厚 藤四郎:この幸福に感謝して、もう一度、新しい一歩を踏み出そう。
 
厚 藤四郎:〆


監督:これにて、全ペア終了となります。皆様、ありがとうございました!
俳優1:お疲れ様でした!ありがとうございます~~!!
俳優2:お疲れ様でした!
俳優3:お疲れさまでした!ありがとうございました~~!!わ~~~
俳優2:ずっと誰だ、誰だ、誰だ!とはおもっていたけれど
俳優2:まさかの加州。
俳優2:お洒落仲間だったんですかね…
俳優3:女子力組だった
監督:初めて知りました。
監督:では、忘れないうちに勲章授与を!
俳優2:wwww
監督:——————————
監督:【勲章授与】
監督:■鯰尾藤四郎
監督:・勝利の騎士
監督:・模範の騎士
監督:・共闘の騎士
監督:・絆の騎士
監督: 
監督:■山姥切長義
監督:・勝利の騎士
監督:・模範の騎士
監督:・共闘の騎士
監督:・絆の騎士
監督: 
監督:■明石国行
監督:・勝利の騎士
監督:・終撃の騎士
監督:・模範の騎士
監督:・共闘の騎士
監督:・絆の騎士
監督:以上となります、お持ち帰りくださいませ!
俳優2:わーいありがとうございます
俳優3:ありがとうございます~~!!
俳優1:わあい 勲章4個!
俳優1:ありがとうございます1
監督:戦場の華積んでたけど乗らなかった…かなしみ
俳優2:RPはともかく、監督なんであそこでカリステギアだったんです?
監督:スキルセットが
厚 藤四郎:【No.1 夜戦の華】舞台ルーチン発動時 短刀専用/ムーブ/アタック
厚 藤四郎:【No.2 戦場の華】あなたのターン アタック
厚 藤四郎:【No.3 黄花の意志】あなたのターン サポート
厚 藤四郎:【No.4 ✝孤独を知れ、絆持つ者よ✝】エネミー専用/ムーヴ/ギャンビット あなたのターン
厚 藤四郎:【No.5 ✝波状攻撃✝】エネミー専用 あなたのターン
厚 藤四郎:【No.6 油断大敵(短刀案2)】アタック判定直前 短刀専用/アタック/ギャンビット
監督:で、鯰尾が悲哀積んでたので波状だと反射で落ちるなと思ったので
監督:密集してたら戦場の華で回復でも良かったんですが
俳優2:なるほど
俳優1:ほうほう
俳優3:一応カウンターで倒しそうなときは秘話で聞こうかと思ってたw
監督:耐久59なのも戦場の華で回復できる可能性あったからですね
俳優3:明石さんに回したかったしねw
俳優2:悲しみの戦場の華
監督:夜戦の華も乗らなかったし、そういう運命だったのかな…と
俳優3:序盤の殺意は凄かったからね(うん)
俳優1:うん。
俳優2:すごかったね
監督:あんなん初めてですよ
俳優2:www
俳優2:流石に今回は明石歪むだろうなぁ防御2だしなぁっておもってたのに
監督:波状も抜刀もほぼほぼ使わないんで…
俳優2:何故か一人だけ歪まなかったオチ
俳優1:エネミーはスキルセットがランダムなのが辛い
俳優1:ですね>オチ
監督:俳優2さんは歪みたがりでは
俳優2:ブーケが使えないからねぇ
俳優1:そしてあの!!!はじめて歪んだし異形化しました!
俳優2:歪みたいわけじゃないんだけど!!!
俳優3:おあ!1時なのでそろそろログ取りますっ!!
俳優2:歪み覚悟で火力に特化したかった(
俳優1:おあ!わたしもろぐとります!
俳優2:はいなはいな
俳優2:それはともかく、スキル使えなかったのは残念だけどいいテストデータにはなったかと
俳優2:お二方ともありがとうございました!
監督:ありがとうございました!
監督:やっぱり目潰しは強い…
俳優1:こちらこそオリジナルスキル等楽しかったです 目潰し楽しい!
俳優2:あと明石も南泉も初めてやってみたけどとても楽しかったです!!!
俳優1:マイナス1でも結構強いなあっていう印象
俳優2:目潰しは強い。よくわかんだね(頷
俳優3:いえいえ、こちらこそ楽しかったです!!
俳優3:目つぶしは痛い
監督:防御高い代わりにチャージダイス低い、のメリット潰しちゃいますからね…
俳優1:会心が乗るのがアタック一回なのが地味に悲しいんですよね
俳優1:いやバランス的にはいいんでしょうけど 手数系の攻撃の時
俳優3:でも出目の前では+1防御は…(目そらし)
俳優2:wwww
俳優1:出目の前では無意味
俳優2:6には勝てない
監督:リロール出来ないので…(色んな意味で)
俳優3:6が出れば実質涙よ
監督:夜戦の華乗ったら、もうちょっとトリッキーな動き出来たかな、と思いつつ…
俳優2:ダイス目だけはしかたないね…
俳優1:仕方ないですねそのへんは……
俳優3:オール6の国広君は草でしたよ?www
俳優2:もうあれは笑うしかなかったよねwww
俳優1:会心やっぱ一回のアタックじゃなくて一回のスキル攻撃似できませんか!バランスがダメかなぁ……
俳優2:(私だよそれ
監督:大正義6
俳優1:国広くんはほんま
俳優1:ほんま
俳優3:防御5の鶴さん貫通は草でした
俳優2:バランスはこれからいろいろ要調整だね
監督:ですねぇ
俳優3:波状攻撃はこわい、はっきりわかんだね
俳優2:目潰しは-1で決定にしてもその他がいろいろ、うむ。
俳優1:波状攻撃恐怖症になりそうです
俳優1:(??)
俳優2:しかし今回兄弟関係が色濃く出る卓だったのですけど、RPのほうもとても楽しかったですよ、ほんとう!
俳優3:実質12減る可能性があるんですよ???
俳優2:波状攻撃はとりあえずつみたくなるね!敵はね!
俳優1:わかる……
監督:目潰しは、アタックダイス1でもいいかもですね。ステラナイトだとぶーけのるし…
俳優3:粟田口多かったからね今回
俳優2:ラウンドずっと-1ってのがつよすぎるのかもなぁ
監督:実卓で波状使ったの初めてです…
監督:アタックダイス-1でもいいかもですね
監督:その辺りはまた追々ご相談できればな、と
俳優1:はあい!了解です
俳優2:防御-1は斬新でいいと思うのだけど、それでいくならラウンド中ってのをなしにしたほうがいいのかも。
俳優3:任意のダイス1個破棄とか?(鬼か)
俳優2:まぁまたそのあたりはディスコで!
監督:調和に満ちた世界が許されてるのでセットダイス除去はあり
俳優3:捨てる方が選ぶ
監督:はい!
俳優2:チャージダイス破棄、はまた違うスキルでのせたいきはする
俳優2:槍とかよくない????
俳優1:あ、楽しそう
監督:貫通的な
俳優2:刀装貫いて直接攻撃する槍だから。
俳優2:そうそう。
俳優3:お疲れさまでした!!ではログ取れたのでお先です!!お疲れさまでした~~!!
俳優1:すみませんちょっとお腹痛いのでお先失礼します!
監督:お疲れ様でした!
俳優3:なんで2回言った
俳優2:おつかれさまでした!!!!
俳優3:ノシ
俳優1:おやすみなさい!!ありがとうございました楽しかったです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です